太平洋上に突如として姿を現したエイリアンの侵略部隊と世界連合艦隊の壮絶バトルを描いたアクション大作『バトルシップ』。浅野忠信が出演していることも話題のこの映画のプロモーションのために来日したピーター・バーグ監督とヒロインを演じたブルックリン・デッカーを直撃。互いの印象や続編の可能性について語ってもらった。
・[動画]『バトルシップ』ピーター・バーグ監督&ブルックリン・デッカー インタビュー
監督は『プライド栄光への絆』(04年)や『キングダム/見えざる敵』(07年)などを監督したほか、ウィル・スミス主演の『ハンコック』を大ヒットに導いたヒットメイカーの1人。一方、テレビシリーズ『シカゴホープ』でビリー・クロンク医師役を演じるなど、映画界でのキャリアは俳優から始まっている。
そんな監督についてデッカーは「オーディションでこの役を射止めたのですが、その段階では脚本がトップシークレットだったため読んでいません。そうしたなかで、この映画に出たいと思った1番の理由は監督がピーター・バーグだったこと」と絶大なる信頼を寄せる。
信頼の理由は監督の女性の描き方。「ほかの大作映画と違ってピーターの映画に出てくる女性は、強くてダイナミックで知的。それにキャストやクルーに対して冗談を言ったり、常にみんなを楽しませようとしてくれる。そういう雰囲気を醸し出すのがすごく上手くて、カリスマ的な存在感もあり、一緒に働きやすいの」と絶賛する。
一方、デッカーを抜てきした理由について監督は、その美しさを挙げる。「世代や性別を超えて、美は世界共通。東京の15歳の少年とポルトガルの90歳のおばあちゃん、両方に楽しんでもらうためにも美しい女性が必要でした」と話すと、「今回、大変だったのは、単純にキレイであるだけでなく、知性もあり、チャンスを自分が掴み取るんだという意気込みもなくてはいけなかったこと。そういう女優を探し求めて何百人もオーディションをし、ブルックリンと出会ったわけです」と語った。
また、続編があったら出たいかという質問に、デッカーの答えは「絶対、出たい」。今回はリーアム・ニーソン扮する提督の娘で、テイラー・キッチュ演じる新米将校の恋人役という役どころだったが、「次は軍人役なんてどう?」と尋ねると「やってみたい」と即答。すると、横で聞いていた監督が「坊主刈りになっても」と突っ込み、これにデッカーは「もちろん」と答え、ヤル気を見せていた。
本作はエンドロール後に意味深な映像が流れるなど、続編を意識した作りに。続編が完成した暁にはブロンドの長い髪が魅力のデッカーの坊主頭が見られるかも知れない。
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