魂が震えるほど泣けると評判の舞台劇を映画化した『くちづけ』の完成披露試写会が4月18日に銀座東武ホテルで行われ、主演の貫地谷しほりをはじめ、竹中直人、宅間孝行、橋本愛、そして堤幸彦監督が出席した。
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同作は、天使のように愛らしく優しい、知的障害をもった娘・マコと、彼女を男でひとつで育て上げ愛し続けてきた父親・愛情いっぽんとの親子愛を描いた作品。マコを貫地谷が、父親を竹中が演じている。
共演者でもある宅間が手がけた脚本について貫地谷は「最初読んだときに、涙が止まらなかった」と語った。また知的障害者を演じたことについては「根本的に知的障害がわからないところからスタートして、不安もありました」と覚悟が必要な役だったことも明かした。
『スウィングガールズ』(04年)で貫地谷と初共演。『僕らのワンダフルデイズ』(09年)で親子役を演じ、今回が3度目の共演となる竹中。「僕は台本も読まないし役作りもしないので、貫地谷さんだけを見つめて、日々、暮らしてきました」とコメントし会場を沸かせていたが、堤監督が「台本は人の10倍くらいキチンと読まれています」と、竹中の発言が冗談であることを補足していた。
実は本作は貫地谷の初主演作。貫地谷は堤監督に「いつも節目のときに現れて、今回も呼んでくれてありがとうございました」と涙ぐみながら感謝。続いて宅間には「こんなステキな脚本を書いてくれてありがとうございました。出られて幸せです」、橋本には「現場で、いつもかわいくナチュラルにいてくれてありがとう」と語りかけた。
また竹中にも「初共演したときから変わらず誰に対しても一緒で、今も変わらず優しくしてくれて、すごく励みになりました」と涙声で感謝。それを聞いていた竹中も目を潤ませるなか、貫地谷は「ありがとうございました」と言いながら竹中の頬に“くちづけ”を贈った。
映画については「(試写室で)号泣し、途中で(泣きすぎて)頭が痛くなってきました」と橋本。宅間は「トミーズの雅さんから『舞台より良かった』と言われ、少し複雑な気持ちになりました」と語り、舞台を見て映画化を熱望したという堤監督は「本作を監督できたことは天命。(撮影中は)舞台で見て感動した気持ちを損なわないように気を付けた」と語った。
『くちづけ』は5月25日より全国公開される。
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