「ドラえもん」史上初の3DCGアニメ映画となる『STAND BY ME ドラえもん』。原作者の藤子・F・不二雄の生誕80周年となる2014年8月に劇場公開されるこの映画で、未完成試写会が行われることがわかった。
・『ドラえもん』が初の3DCG映画化。山崎貴と八木竜一が監督し来年夏に公開!
「未完成試写会プロジェクト」とは来夏の劇場公開に先駆けて、10人の著名人に未完成試写を見てもらい、作品の印象を率直な言葉で語っていただき、作品完成までを見守ってもらうプロジェクト。
計3回実施予定で、現状のスケジュールは次の通り。「1回目:2013年12月実施(6分間のメイキング映像)」、「2回目:2014年5月頃実施予定(制作途中の本編映像)」、「3回目:2014年7月実施予定(完成映像)」。
見守る10人には、秋元康(作詞家)、大久保佳代子(タレント)、黒柳徹子(女優)、小山薫堂(放送作家)、田村淳(タレント)、豊田章男(トヨタ自動車 社長)、羽鳥慎一(フリーアナウンサー)、前田敦子(女優)、森永卓郎(経済アナリスト)、ローラ(タレント)が顔を揃えている。
スケジュール通り、すでに1回目の試写会が実施されており、鑑賞した10人からも、さまざまなコメントが届いている。
放送作家の小山は「のび太君に感情移入してしまいまして、自分の子どもの頃に似ているような、いつもドラえもんがいたらいいなと思ってました」と少年時代を振り返ると、「未完成試写会って企画、ちょっと嫉妬しますね。こういうやり方ってあまりないので、ズルいなって思いました。ドラえもん卒業生が全部集まる同窓会のような感じになるんじゃないかなと思います」とこの未完成試写会自体も絶賛。
トヨタ自動車社長の豊田は「夢って自由ですね。空を飛んだり、時間を越えたり、ドアを開けて遠い国に行ったり。それを実現したいという想いが、努力や工夫、情熱なんだと思いますね」と話すと、「みんなドラえもんに出会って育ってきたと言ってもいいくらい。そんな出会いがあったからこそ、日本独創の技術や技能、イノベーションが生まれてきたのかもしれないな」とトヨタの社長らしく、夢を見ることの大切さを語った。
また、前田は「出木杉くんがカッコよかったです(笑)。相変わらずハンサムで、すぐわかりました。ラブストーリー……のび太君としずかちゃんはもちろんですけど、のび太君とドラえもんも友情のラブストーリーですよね。本当にお互い好きなんだなって。ジャイ子役もやらせていただいたので、ジャイ子もどうなるかすごい楽しみです」と自身がCMで演じたジャイ子のことも気になっている様子だ。
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