藤原竜也はストイック、北大路欣也は和み系！新人・大野拓朗が先輩の素顔を明かす

2010.10.13

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時給11万2000円の高額バイトに集まった10人の男女が繰り広げる、密室での心理戦を描いた『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』。この映画のティーンズ特別試写会が10月12日にスペースFS汐留で行われ、キャストの大野拓朗が登壇した。

『インシテミル』プレミアで藤原竜也、綾瀬はるか、大野拓朗らに黄色い歓声！

大野は、ミスター立教を経て、キャンパスター★H50withメンズノンノグランプリでグランプリを獲得した現役大学生。藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也などそうそうたる俳優陣が出演する本作で、一攫千金を狙う挑発的な大学生を好演している。

この日は160人のティーンズを前に、緊張しながらも初の単独舞台挨拶を行った大野。自身と役柄との違いについて聞かれると「大学生ということ以外は真逆ですね。（演じた役は）ほとんどしゃべらないし、無表情だし、大人をバカにしているし、人を全く信じないし。自分とは真逆のキャラクターを演じられるのは楽しかったですけど、難しい部分もたくさんありました」とコメント。だが演技の面白さにも目覚めたようで、「お芝居が楽しくて、一生俳優でやっていきたいと思いました」と意気込みも語っていた。

また、撮影中のエピソードを聞かれ「（藤原）竜也さんはイメージどおりで、役作りに対してすごいストイックでした」と答えた大野。だが、北大路については、「北大路さんのギャップに驚きました。恐そうなんですけど、すごく気さくな方で場を和ませて、みんなをドッカンドッカン笑わせていました」と、意外な素顔を教えてくれた。

さらに、映画にからめ、究極の選択に関する質問も。親友2人が奪い合う女性に大野も思いを寄せていた場合、三角関係に「INしてみる？」と聞かれた大野は、「INしてみます」とキッパリ。「後悔したくないので、正々堂々と勝負したいですね。本気で好きなら、なおさらです」と男らしくコメント。時給11万2000円のアルバイトがあったら「INしてみる？」という質問には「どこかで聞いたことがある話ですね」と笑い、「その答えは映画のなかにあるので、見てください！」とアピール。「以前は恐くて（そんなバイトをするのは）無理だと思っていましたが、最近は行けるんじゃないかと思うようになってきました」と自信をのぞかせた。ちなみに高額バイト代で車を買いたいそうだ。

『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』は10月16日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開される。