芥川賞作家・伊藤たかみの小説を映画化した『指輪をはめたい』。山田孝之が主演し、彼を取り巻く女性たちを小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴が演じる話題作だ。この作品に、期待の若手女優・二階堂ふみが出演することが明らかになった。
・神聖かまってちゃんと二階堂ふみが舞台挨拶!
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本作は、スケートリンクで頭を打って記憶を失い、プロポーズしようと思っていた相手が誰だったか分からなくなってしまった男性が、3人の魅力的な女性たちを前に「心に決めていた相手」が誰だったか悩む様子を描いたラブファンタジー。
二階堂が演じるのは、謎のスケート少女。主人公が転んだスケートリンクにいつもいて、指輪の相手を思い出そうとする主人公にいろいろなアドバイスをしてくれるという役どころで、終始レオタードで軽快にスケートをする姿が印象的だ。二階堂は「かわいらしい雰囲気のある作品なのですが、人間の弱さや滑稽さをユーモラスに表現している映画です。本格的なフィギュアスケートは初めてだったので、自分の足に合ったスケート靴を新調し半年前から練習を始め、撮影に入る3ヵ月前からほぼ毎日スケート場に通い、死ぬ気で頑張りました。その成果をぜひ皆さんにスクリーンで見てもらいたいです」とコメントを寄せた。
二階堂は沖縄県出身の16歳。「沖縄美少女図鑑 vol.4」でデビュー。少女ファッション誌「ニコラ」のモデルを経て、役所広司が初監督に挑んだ『ガマの油』(09年)のヒロイン役に大抜擢され一躍脚光を浴び、最近では入江悠監督の『劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ』(11年)に出演し魅力を発揮。鬼才・園子温監督の『ヒミズ』(12年公開)にも出演するなど、今、最も注目を集める若手女優の筆頭格だ。
『指輪をはめたい』は11月より新宿バルト9ほかにて全国公開される。
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