大勢の女性に囲まれて新鮮な気分! 生田斗真が神田の書店を訪問
12月10日に公開となった『源氏物語 千年の謎』。公開前に全国4000店舗の書店で大キャンペーンを行ったこともあり、12月20日に主演の生田斗真が書店訪問イベントを行った。
『源氏物語 千年の謎』は、紫式部の作とされる平安朝の恋愛小説「源氏物語」の誕生の秘密に新解釈で迫った作品で、生田は「源氏物語」の主人公・光源氏役を演じている。紫式部役の中谷美紀のほか、窪塚洋介、東山紀之、真木よう子、多部未華子、田中麗奈ら豪華キャストも話題だ。
この日、生田が訪れたのは、神田神保町にある三省堂・神保町本店。『源氏物語 千年の謎』のヴィジュアルで占拠された店頭の巨大看板を見た生田は、「本屋さんと映画とが、こんなに大々的にコラボレーションできるのは貴重な機会。日本が誇る『源氏物語』ならではの取り組みだと思います」と自身の巨大看板にびっくりしながらコメント。三省堂書店代表取締役社長へ御礼状を授与した返礼として書店スタッフから花束を受け取り、「地方キャンペーンなどでは鶴橋康夫監督と2人でいることが多かったので、今日は大勢の女性の書店スタッフの方々に大勢囲まれて新鮮です」と喜んだ。
また、「最近は本屋さんに行くと、自分のポスターがドカっと貼られていることが多くて、恥ずかしいような、ありがたいような気持ちがありました。『源氏物語』という原作の力をすごく感じた作品でした。撮影中は自分のことで精一杯でしたが、こうしてプロモーションの規模の大きさを目の当たりにすると、自分は大役を担わせていただいたんだな、ということを実感しました。身の引き締まる思いのする、気合の入った1年でした」と今年を振り返った。
イベントではさらに、生田と書店スタッフが握手によるエール交換を行い、年末からお正月にかけて書店と劇場から一層の「源氏物語」ブームと日本文学ブームを起こすことを誓い合った。また生田は、「暗いニュースも多いですが、今年は改めて芸術文化が希望の光となり得る、という思いを強くしました。皆さんも映画を見て良い年越しをして、また2012年、素晴らしいスタートをきっていただきたいと思います」と語っていた。
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