エンターテインメント業界で活躍するプロデューサーを顕彰する第8回渡辺晋賞授賞式が3月2日にザ・プリンス パークタワー東京で行われ、舞台・映画・テレビドラマの脚本や演出を手がけ、幅広く活躍中の三谷幸喜が授賞した。
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同賞は渡辺プロダクション創業50周年にあたる2006年に、大衆文化のさらなる発展向上を目的とするプロデューサー賞として創設。同社創業者である渡辺晋の誕生日にあたる3月2日に毎年授賞式を行っており、これまでに亀山千広、鈴木敏夫、秋元康らが授賞している。
授賞式で三谷は「ずっと好きなことをやり続けてきて、今ここに立てています。刑事コロンボが大好きで『古畑任三郎』に繋がって、新選組と大河ドラマが大好きで大河ドラマ『新撰組』に繋がりました。また、子どものころから柴田勝家や丹羽長秀といった武将が好きだったのですが、そこから、柴田勝家が主演の、今年公開の『清州会議』という映画に繋がりました」とコメント。
「日頃、偉くならないこと、権威的になりすぎないことを心がけており、エキストラを含め役者や俳優やスタッフには敬語で話しており、あまりひけらかしたくないので公式プロフィールに受賞歴を載せていない私ですが、今日いっぱいは、渡辺晋賞を受賞したことを自慢したいと思います」と話すと、「コメディが大好きで、映画が大好きな私が、『無責任』シリーズを作った渡辺晋さんの賞をいただきました、ありがとうございました」と受賞の喜びを口にしていた。
この日は、三谷幸喜翻案・演出の舞台「桜の園」に出演した縁で、タレントの青木さやかも祝福に駆けつけ、「三谷さんは私の先生で、私の友だちで、私のとても好きな人です。本当におめでとうございます!」とお祝いのメッセージを送っていた。
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