松山ケンイチが『劔岳』監督の新作に主演、共演の蒼井優・豊川悦司は過酷撮影にワクワク
『劔岳 点の記』の木村大作監督の新作『春を背負って』に松山ケンイチが主演することが決まり、蒼井優、豊川悦司、檀ふみ、小林薫らの出演も明らかになった。
・73歳『劔岳』木村監督が引退宣言を撤回「何歳になってもまだできる」と次作に挑む
同作は、立山連峰を舞台に父と子の絆を描いた作品。松山が演じる主人公は、東京での生活を経て、反発していた亡き父(小林薫)の山小屋を継ぎ、慣れない生活に悪戦苦闘しながら自らの居場所を見つけていく。『劔岳 点の記』完成後に引退を宣言していた木村監督が前言を撤回し、73歳にして再び過酷な山岳ロケに挑むことでも話題の作品だ。
出演を前に木村監督と冬山登山に挑んだという松山は「一緒に登って良かったと思うことは監督とたくさんコミュニケーションをとれたこと。監督の作品、演技に対する気持ちを知ることができたのは一番の役作りになったと思います」とコメント。さらに「監督は感情の人。それがたたずまいに反映できるように演じていきたいと思っています」と意気込んだ。
一方、主人公と共に山小屋で働く女性を演じた蒼井は「木村組初参加となりますが、久しぶりの過酷なロケになりそうで、今からワクワクしています」と過酷さを楽しむ意欲満々。
また、亡き父の友人を演じた豊川は「大自然のなかで、自分が感じたことを、そのまま役に託して、観客のみなさんにお伝えできれば」と抱負を語った。さらに「大変な撮影になるのでしょうが、今からワクワクしています」と、蒼井と同様、過酷さを楽しむ心意気を見せた。
主人公の母を演じる壇は「長いこと、神々しい山の頂きに立ってみたいと憧れていました。それが、“映画”という素晴らしい形で叶うなんて、夢のようです。みなさまの足手まといにならぬよう、スクワットで足腰を鍛え、その日を待っております」とこれまた意気込み十分。
主人公の父を演じる小林は「『劔岳』のメイキングを見ていて、正直、これ大変だなぁって、まあ笑うしかないですね。役者は云われたことをやるしかないので、監督に付いていくだけ」と語った。
本作は、立山連峰で4月〜11月にかけて8ヵ月にも及ぶ長期ロケを行い、来年6月に公開予定となっている。
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