宮藤官九郎がエンケンへの熱い思い吐露! 出てくれなかったらこの映画は成立しなかった

左から宮藤官九郎監督、遠藤賢司、三宅弘城
左から宮藤官九郎監督、遠藤賢司、三宅弘城
左から宮藤官九郎監督、遠藤賢司、三宅弘城
遠藤賢司がミニライブ
左から宮藤官九郎監督、遠藤賢司、三宅弘城

人気脚本家・宮藤官九郎の監督作『中学生円山』。その公開を記念したイベントが4月19日に新宿バルト9で行われ、宮藤監督とミュージシャンの遠藤賢司、そして監督とパンクコントバンド「グループ魂」を組む俳優の三宅弘城が出席した。

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団地を舞台に、『中学生円山』はエッチな妄想で頭が一杯の中学生男子(平岡拓真)が謎のシングルファーザー(草なぎ剛)と知り合い成長していく物語。本業はミュージシャンの遠藤はイベントでもミニライブ。宮藤監督は「エンケンさん(遠藤)が出てくれなかったらこの映画は成立しませんでした」と断言。「『ド・素人はスッコンデロォ!』を聞いたときに衝撃を受けて、それからはどう自分の映画に生かせるかを考えた。それで今回“井上のおじい”という役柄を書きました」と思い入れを語った。

そんな宮藤監督の熱い思いについて遠藤は「宮藤監督がうちに来て『歌が好きで演技をやってくれ』と言われて戸惑ったけど、俺の歌を好きで信用してくれているのだから甘えてもいいんだなと思って、やらせてもらおうと思いました」と振り返り、「『中学生円山』は最高の映画です」と映画をアピール。

三宅は、「映画を見ている間は7割がた泣いていました。特に仲村トオルさん演じる“キャプテンフルーツ”の場面。泣かないところはどこだろう? タイトルでも泣いていますからね」と“泣ける”を強調していた。

『中学生円山』は5月18日より全国公開される。

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