西島秀俊、女性に騙された経験はないと断言した後で「騙されてたのかな」と不安顔

西島秀俊(右)とキム・ソンス監督(左)
西島秀俊(右)とキム・ソンス監督(左)
西島秀俊(右)とキム・ソンス監督(左)
西島秀俊(右)とキム・ソンス監督(左)

西島秀俊が何者かに記憶を上書きされた天才科学者を演じたミステリー『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』が1月24日より公開。翌日・25日に西島とキム・ソンス監督がTOHOシネマズ 日劇で公開記念舞台挨拶を行った。

西島秀俊が釜山国際映画祭で舞台挨拶

「ごく普通の会社員」と「天才科学者」という2つのキャラクターを演じた感想をたずねられた西島は「脚本を読んですごく難しい役だと思いましたが、挑戦したいという想いも強かったので挑戦しました。記憶が混ざっているので台本にメモしたり、監督とも全シーン細かくチェックしながら撮影をしました」と語った。

そんな西島の演技をキム監督も絶賛。西島は「嬉しいですね。監督が全然OK出してくれないんですよ。どのテイクも10〜20回くらい撮りなおしたのではないでしょうか」と振り返った。

また、キム監督は同年代でもある西島との初仕事について「大好きな俳優さんに会える!というファンの気持ちでお会いしたのですが、今回の撮影を通して素晴らしい俳優であり、素晴らしい男だなと思いました。今では監督と俳優というよりも、友だちという関係になりました」と褒めつつも「もう少しいじめたいと思います」とニンマリ。

さらにアクションシーンについて「スタントを常に待機はしていましたが、西島さんが観客の皆様にこのハラハラドキドキ感を感じて欲しいと本人が率先してやっていました。私はそれをいじめて楽しんでいたんですよね」と笑うと、西島も「僕は痛いのとツラいのが好きですからね! もちろん撮影で、という意味ですよ」と苦笑いしていた。

物語にからめて「もしも愛する女性が自分を騙してたらどうしますか?」という質問に西島は、「事情を聞いて、その事情に納得できたら、できるだけ許したいですね。今まで騙されたことはないと思います。もしかして騙されてたのかな(笑)?」と少し不安もポロリ。

映画については「アクション満載で、サスペンスも複雑に絡み合うとても面白い、エンタテインメント作品です。難しいことは考えずに楽しんでください」と西島。キム監督も「国籍や文化の差を乗り越えてみんなで心を込めて作った映画です」とアピールしていた。

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