ニューヨークの教会でフィリップ・シーモア・ホフマン葬儀。司祭が謙虚な人柄を称えた
2月2日(現地時間)に急死したフィリップ・シーモア・ホフマンの葬儀が、7日(現地時間)、ニューヨークのセント・イグナシウス・ロヨラ・ローマカトリック教会でしめやかに行われた。
葬儀には、3人の子どもをもうけたパートナーのミミ・オドネルやホフマンの母親ら親族、『リプリー』で共演して以来、家族ぐるみのつき合いがあったケイト・ブランシェット夫妻にメリル・ストリープ、ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、ジュリアン・ムーア、ミシェル・ウィリアムズ、ジェイク・ギレンホール、サム・ロックウェルといった映画や舞台での共演者、『ハードエイト』から『ザ・マスター』まで5作でホフマンを起用したポール・トーマス・アンダーソン監督、ジョエル・コーエン監督、マイク・ニコルズ監督ら約400人が参列した。
葬儀は、以前からホフマンと親交のあったジェームズ・マーティン司祭によって執り行われた。司祭はホフマンが芸術監督をつとめていた劇団「ラビリンス・カンパニー」が03年に「The Last Days of Judas Iscariot(原題)」を上演した際や、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた『ダウト〜あるカトリック学校で〜』(08年)で神父を演じたときにもアドバイスしたという。
司祭は「People.com」の取材に応じ、ホフマンの人柄について「愛すべき、地に足のついた人物でした。彼から謙遜というものについて学びました。映画に出演するときも『僕が主役です』などとは言いませんでした」と語り、「きちんと演じようと、細部にいたるまで質問してきました。彼の演技を見ていると、天職という言葉の意味が本当にわかった気がしました」とその才能を称えた。
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