2月5日に都内で開催された映画『大統領の執事の涙』の試写会会場に、本作のプロモーションのために開発した、執事の条件でもある所作の美しさを判定するゲーム「執事力検定」マシンが設置され、来日していた本作監督のリー・ダニエルズがサプライズで、この検定に挑んだ。
「執事力検定」とは、microsoft社が提供するモーションセンサー「Kinect」を活用し、映画の1シーンと自分の姿がリアルタイムに合成され、大統領の執事を体験できるゲーム。会場にはモニターが設置され、グラスをのせたトレーを手に執事として画面の前を横切ることで、その動きが画面のなかの大統領の執務室の映像と合成されるというもの。トレーを持つ動きがセンサーによって感知され、動きのブレに応じて「大統領の執事」レベル、「一流ホテルマン」レベル、「見習いベルボーイ」レベル、「家事手伝い」レベルの4段階で判定される。
ダニエルズ監督はこの日、試写会にサプライズ登壇。舞台挨拶後、執事力検定に挑戦した。1回目は「家事手伝い」レベルという結果に終わったが、これに奮起すると、ゲームに再挑戦し、一般の挑戦者のなかでも2名しか出せなかった「大統領の執事」レベルという最高級の判定を叩き出し、試写会場に響き渡るほどの大絶叫で喜びを露わにしていた。
なお、この「執事検定」ゲームは、今後劇場での実施展開ができるように調整中だそう。『大統領の執事の涙』は2月15日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。
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