第22回東京国際映画祭特別招待作品の『笑う警官』。この映画の舞台挨拶が10月23日に六本木ヒルズで開催され、大森南朋、松雪泰子、宮迫博之、角川春樹監督らが登壇。映画に対する熱い思いを語った。
主演の大森は「子どもの頃から角川映画を見て育った世代なので、角川監督の映画に参加できたことを幸せに思っております」と挨拶。また松雪は、完成した作品の魅力について「サスペンスなんだけど、とても上品でスタイリッシュな大人の作品に仕上がっている」と語っていた。
宮迫は開口一番、お決まりの「宮迫です!」と挨拶。「お笑い芸人なのに、この映画の中では1つも笑っていません」と話し、「熱いキャストと熱いスタッフで作った、非常に熱い映画なので、ぜひ楽しんで」とアピールしていた。
一方、大友は「マスター役のミッキー・ロークです」とボケを噛まし、「違います」と宮迫から突っ込まれていた。また大友は、今回体験した台本8ページ、10分間に及ぶ長回しシーンを振り返り、「(みんなの)非常にシリアスで緊張感のある芝居の後、僕が『それであの、定食は何人分でしょうか』と言うんですけど、これが一番最後のセリフ。武道館のライブよりも緊張しました」と、自分が失敗したら、また1からやり直しとなるプレッシャーを相当感じていたことを告白していた。
その後は、司会者から撮影中の笑ってしまうようなエピソードを聞かれた大森は、「撮影現場の近くにファミレスがあって、そこで監督が昼飯を食べているのを見たときは、微笑ましい気持ちになりました」と、コワモテ監督の意外な一面について明かしていた。その大森の印象について聞かれた松雪は「セクシーです。とっても色っぽい」と語っていた。
最後に角川監督は、「演出をするのは、メジャー映画としては15年ぶり。映画人はいつも、『この映画は一致団結して作りました』と言うが、あれはほとんどウソ。でも、この映画はスタッフ・キャストが本当に一緒になって作った作品」と、みんなの気持ちがひとつになってできあがった作品であることを強調していた。
『笑う警官』は11月14日より全国公開となる。
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