一酸化炭素中毒で主演映画の撮影休止だったでんぱ組. incが撮影再開！

2014.10.06

でんぱ組. inc主演で映画化される『白魔女学園2』の撮影再開復活会見が10月4日に東映本社屋上で行われ、でんぱ組. incの最上もが（もがみ・もが）、夢眠ねむ（ゆめみ・ねむ）、古川未鈴（ふるかわ・みりん）、成瀬瑛美（なるせ・えいみ）、藤咲彩音（ふじさき・あやね）、相沢梨紗（あいざわ・りさ）が登壇した。

・［動画］前作『白魔女学園』特報

『白魔女学園』は世界を救える白魔女に課せられる過酷な運命を描いた作品。傷つき痛みを抱えた少女たちを救うことができる白魔女。そんな白魔女を育成する学校・白魔女学園に新たに入学した少女たちは、1人、またひとりと魔力を覚醒させていく。白魔女になれた者だけが世界を救えるのだ。しかし、彼女たちには白魔女になるための最後の訓練として、友だちを殺すことが義務づけられていた、というストーリー。

今回の『白魔女学園2』はその続編にあたるのだが、撮影中の今年6月15日に栃木県宇都宮市内で、でんぱ組.incメンバーを含む10人が体調不良を訴え、救急車で宇都宮市内の病院に運ばれる事故が起こっていた。原因は、照明用の発電機を動かしたことによる一酸化炭素中毒で、手当を受けていたのは「でんぱ組.inc」の古川未鈴、相沢梨紗、夢眠ねむ、成瀬瑛美、藤咲彩音とスタッフ5人だ。

この日の会見は、その試練を乗り越え、何ごともなく撮影を再開できることを目指し、報告とお祓いを行うというもの。まずは、厳粛な雰囲気のなか、東映稲荷神社にでんぱ組. Incメンバーが登場し、10月4日より再開される撮影の無事を祈願。ついでキャスト1人ひとりが意気込みを語った。

最上は「アクションシーンが前回より多くなっているので、楽しんでいます。傷ついた少女たちがどうやって世界を救うのかが見どころだと思います。少女たちの葛藤が描かれていて、感情をゆさぶられる映画なので、楽しみにしてほしいです」とコメント。夢眠は「この制服に再び袖を通すことができてとても嬉しいです。ダンスで使わない筋肉を使ったので、こんなところにも筋肉があるのかと驚きでした」と明かした。

古川は「前作では怯えているシーンが多かったのですが、今回はメガネを外します。普段は歌と踊りがメインなのでお芝居は難しいですが、とてもやり甲斐があるなと実感しています。完成を楽しみにしてください」と語り、成瀬は「前作では、瑛美ちゃんは不思議なラストを迎えているので、どのようになっているのか見てほしいです。映画もパワーアップしているので、成長した私たちを見てください。魔法少女になりたいという夢がこの作品でかなったので、とても嬉しかったです」と話した。

また、藤咲は「前作では活躍シーンが少なかったのですが、今回は活躍シーンもありますので、楽しみにして下さい。前作も全力でやらせていただきましたが、今回も再びお芝居ができるということで、最後まで全力でやりたいと思います」と述べ、相沢は「白魔女学園で言うと、海外のファンの方がコスプレまでしてくださって、踏み込んだ、より寄り添った応援をしてくれているなと感じました。今回はみんなが白魔女になります。前回はもがちゃんが変身するシーンがあったのですが、今回は6人全員がそれぞれに合った白魔女に変身します」とアピールしていた。

『白魔女学園2』は2015年公開予定だ。