『深夜食堂』がコミック、ドラマ、映画ともアジア各国で前代未聞のブーム!

『深夜食堂』
(C) 2015安倍夜郎・小学館/映画「深夜食堂」製作委員会
『深夜食堂』
(C) 2015安倍夜郎・小学館/映画「深夜食堂」製作委員会
『深夜食堂』
(C) 2015安倍夜郎・小学館/映画「深夜食堂」製作委員会
『深夜食堂』
(C) 2015安倍夜郎・小学館/映画「深夜食堂」製作委員会

深夜だけ営業する“めしや”を舞台に訪れる客の悲喜こもごもを描いた、シリーズ累計240万部のベストセラーコミック「深夜食堂」。2009年に小林薫主演でドラマ化され、11年には第2部、昨年10月から待望の第3部が放送されているほか、映画化も実現。1月31日より『深夜食堂』として劇場公開されるこの作品が、アジア各国で前代未聞のブームになっている。

『深夜食堂』を映画化、『ごちそうさん』飯島奈美が料理を担当し観客の空腹感をそそる!

まずは原作コミック。2014年12月現在で、韓国で45万部、台湾・香港で75万部、中国で80万部と日本のコミックでは異例の販売部数を記録。その余りの人気っぷりに、韓国では第9集から日韓同時発売となり、第10集からは台湾も加えて日韓台で同時販売されるほど。

また、ドラマ『深夜食堂』シリーズも各国で視聴者を魅了! 昨年10月から放送されているドラマの第3部に関しても、韓国、台湾では、日本での最速放送日と同日でのテレビ放送を実施。台湾では台湾のNHKといわれる公共電視での放送となっている。

一方、中国でも、10月19日同日にヨウクトゥードウで動画配信がスタート。中国のYouTubeとも言われる一番メジャーな動画配信サイトでの配信が実現。さらに、インドネシア、ミャンマー、シンガポール、香港でも今後の放映が決定したほか、その他の国々に関しても交渉が続いているという。

そうした下地もあってか、日本での映画化のニュースが流れると公式サイト等には韓国、中国、台湾などからコメントが寄せられ、各国でも映画上映に期待を募らせる声が。すでに台湾、韓国、香港及びマカオ、フィリピン等での公開が異例の早さで決定しており、交渉にあたっている東映国際営業部の担当セールスは「とにかく各国でコンテンツの知名度が高く、興味を持ってくれる会社が多いことに驚いた。アイドルが出ている作品でもなく、時代劇でもない、また派手さがある作品でもないのに興味を持って下さる。この作品の持つ魅力が外国の方にもしっかり届いていることに驚きと喜びを感じました」と話している。

【関連記事】
[動画]『深夜食堂』予告編
カレーが食べたくなる映画が満員御礼!「食」の原点問う秀作ドキュメンタリー
飯島奈美の料理に小泉今日子も舌鼓!
『深夜食堂』作品紹介

INTERVIEW