松坂慶子の6年ぶり主演映画がモントリオール世界映画祭への正式招待決定!
松坂慶子が6年ぶりに映画主演をはたした『ベトナムの風に吹かれて』が、今年10月に公開されることがわかった。
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本作は日本とベトナムの初めての合作映画。認知症の母とのベトナムでの生活を綴った小松みゆき著「越後のBaちゃんベトナムへ行く」を元にしたフィクションで、60歳を超えて、これから第2の人生を歩もうとする団塊世代に送る「大人の青春映画」になっている。
物語は、離婚後若い頃憧れたベトナムへ移住し、日本語教師として働いているみさおの元へ、父の訃報が飛び込んでくるところから展開。後妻だった母は認知症が進み、義兄は施設に預けるという中で、みさおは、母をベトナムへ連れて行く決心をするというもの。
劇中では、温かく2人を支えてくれる家族のようなベトナムの人々。言葉は通じなくとも彼らと心を通わせていく中で、次第に母が笑顔を取り戻していく姿が綴られていく。また、みさおの元を訪ねてきた古い友人・小泉とのロマンスの気配や、思いがけない母のケガにより激化していく介護の現実なども描かれていく。
みさおを演じるのは松坂慶子。母・シズエ役に草村礼子。青春時代の同志・小泉役に奥田瑛二が扮し、大森一樹監督がメガホンをとる。主題歌はフォー・セインツwith松坂慶子「たまには仲間で」(ユニバーサル ミュージックより10月リリース決定)で、本作のために書きおろしたオリジナル曲となる。
またこの映画は8月にカナダ・モントリオールにて開催される第39回モントリオール世界映画祭の「Focus on World Cinema」部門に正式招待されることも決定している。
『ベトナムの風に吹かれて』は9月26日より新潟県内で先行公開、10月より有楽町スバル座ほかにて全国公開となる。
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