『劇場版 MOZU』の完成を記念し、主演の西島秀俊と羽住英一郎監督が10月15日に、ドラマ版の初回で爆破シーンや空港シーンといった大がかりなシーンを多数撮影し、MOZUの聖地とも言える北九州への凱旋をはたした。
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イベントは、劇場版でも重要なシーンを撮影した小倉井筒屋クロスロードを封鎖し、特別に敷かれたレッドカーペットで行われた。約1500人の観客が詰めかける中、西島と羽住監督が登場すると、会場からは割れんばかりの歓声が上がった。
2人は60mのレッドカーペットを1人ひとりに丁寧にサインや握手に応じながら、約20分かけて練り歩くと、西島は「ドラマから撮影をさせていただいていた北九州に戻ってくることができて嬉しい。こんなに温かく迎え入れて下さって本当に感激しています」と北九州の方々へ感謝。
羽住監督も「北九州で生まれた作品と言っても過言ではありません。ドラマを撮影した際、必ず北九州に帰ってくるという約束をして、それを守ることができて嬉しいです」と北九州への思いを口にした。
また、この日は劇場版の完成を祝い、北九州市を“新都市・MOZU市”と命名し、街をあげて映画を応援することを、梅本和秀北九州副市長が発表。この発表に西島は「本当にいいんですか?」と半信半疑の様子ながらも「今日から僕もみなさんと同じMOZU市民になります」と早速「MOZU市民」宣言。
その後、T・ジョイリバーウォーク北九州で行われた舞台挨拶では、公務を終えた北橋健治北九州市長も駆けつけ「MOZU市長の北橋です」と挨拶。西島と羽住監督に花束を贈呈していた。
本作は、ハードボイルド作家・逢坂剛の代表作で累計240万部を超える伝説の警察小説シリーズを2014年の連続テレビドラマに続き映画化した作品。11月7日より全国東宝系にて公開となる。
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