『ザ・ブリザード』のワールドプレミアにクリス・パインらが出席!
アメリカ沿岸警備隊史上最も偉大で不可能な救出ミッションとして語り継がれる「ペンドルトン号の救出劇」を映画化した『ザ・ブリザード』。この作品のワールドプレミアが現地時間1月25日にL.A.で行われ、キャストのクリス・パイン、ケイシー・アフレック、エリック・バナ、ホリデー・グレンジャーと、インド人初のメジャーリーガー誕生の実話を映画化した『ミリオンダラー・アーム』で注目を浴びたグレイグ・ギレスピー監督が登場した。
本作は1952年2月18日未明に勃発した、荒れ狂う真冬のブリザードに翻弄され、巨大タンカーが二つに裂けるという事故をベースに、そこに残された生存者32人の救出に沿岸警備隊が定員12人の木製の小型救助艇で挑んだという「不可能なミッション」を描いた作品。
主演のパインは「勇敢な彼らの真実の物語を伝える手助けができたのは、とても光栄なこと」とコメント。真冬に氷点下の中で15時間にも及んだ過酷な撮影については「常にびしょ濡れで嫌気がさすこともあったけど、日々救助活動にあたる沿岸警備隊の人たちを思えばこんなの苦労に入らないよ」と撮影を振り返った。
劇中では常に冷静な演技の多いアフレックは「監督からは『図書館で働く司書のイメージで』と言われたよ。実は映画のタイトルが『海の上の司書』になるはずだったんだけど、エキサイティングさに欠けるからボツになったんだ(笑)」とジョークを交えて話し、「スリルと感動が詰まった、とてもポジティブな映画だ。美しい映像と奥深い人間ドラマを描いている」と本作の魅力もしっかりとアピールした。
また、ギレスピー監督は「私たちは、このストーリーで描かれる実在の人々を襲った出来事の数々を、とても具体的に正確に描きたいと思い製作に臨みました。男たちがやり遂げた偉大さをみんなに感じて欲しいですね」と、世界中のファンにメッセージを送っていた。
『ザ・ブリザード』は2月27日より全国公開となる。
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