ゆうばり映画祭が開幕。オープニングは小栗旬の初監督作！
今年で20回目となる「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010」が、2月25日にスタートし、開会式が行われた。また、人気俳優の小栗旬が初監督に挑んだ『シェアリー・サムデイ』がオープニング上映され、小栗監督をはじめ、キャストの小出恵介、勝地涼、鈴木亮平、ムロツヨシ、綾野剛、小西真奈美とプロデューサーの山本又一朗が舞台挨拶を行った。
開会式の挨拶で石橋凌審査員が、「今日は飛行機が飛ばなくて、3時間待って危うく沖縄に行くところでした」と明かしたように、この日は濃霧のために羽田発の便が大幅に遅れ、列車での歓迎セレモニーが中止。開会式の開催が危ぶまれるハラハラの進行となってしまったが、無事、スタート。そんな状況にもかかわらず集まった大勢の観客たちの温かい拍手に迎えられたゲストは、全員、感激した様子だった。
『シュアリー・サムデイ』の舞台挨拶には、全員が劇中の衣装で登場。主演の小出は、一昨年、『僕の彼女はサイボーグ』で夕張を訪れたと述べ、「懐かしい」とコメント。初参加という勝地は、「温かい映画祭だと聞いていましたが、それ以上に温かく迎えていただき、感激しています。この作品は“That’s 青春映画”です」と挨拶。
一方、ワンショルダーの露出度の高い衣装をまとった小西は「寒いかと思って最初はひるみましたが、温かな歓迎で、心も体も熱いくらいになりました」と語っていた。
監督の小栗は、全員の衣装を指して「こんな映画を作りました」と紹介してから、「今の自分を全部詰め込んだ映画です」と自作をアピールしていた。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010は3月1日まで開催。『シュアリー・サムデイ』は、7月17日より公開予定。
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