身分違いの恋の切なさと、空戦の迫力が口コミで話題となったライトノベルを、日本屈指のアニメスタジオ・マッドハウスがアニメ映画化した『とある飛空士への追憶』。この作品の初日舞台挨拶が10月1日にテアトル新宿で行われ、声優をつとめた神木隆之介、竹富聖花、富澤たけし(サンドウィッチマン)と、主題歌を歌った新妻聖子、宍戸淳監督が登壇した。
・[動画]『とある飛空士への追憶』初日舞台挨拶
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本作が初監督作となる宍戸監督は「大変だった点は、もうすべて。なかでも記憶に残っているのが、コックピットという2人きりの限られた空間で、空と海と雲しか見せられるところがないなか、どのように画を見せていくか」と苦労話を告白。
18歳の実年齢より3歳上の主人公シャルルの声を演じた神木は「意識して、声を低くしたり、はきはき喋るようにした。物語のテーマはラブストーリーなので、声だけで切ない気持ちや複雑な気持ちを、どう表現したらいいのかはすごく考えた」とコメント。
また、これが声優初挑戦となる竹富は「(思わず息をのむなどの)息の芝居を初めてやって、難しかった。このお仕事をやらせていただいて、これからの演技に反映できたらと思う」と、今後の仕事につなげていきたい様子。同じく声優初挑戦の富澤は「嫁さんと見たが、嫁さんが『すごい格好良かった』と言ってくれて嬉しかった。ただ、僕は『千々和(ちぢわ)』という役なのに、ずっと嫁さんが『ちぢれ』と間違っていて、そこだけが残念でした」と語り、観客を笑わせていた。
「時の翼」というテーマ曲も歌った新妻は「音源をいただいたときに『劇中で重要な役割をはたす子守歌です』と言われた。レコーディング前は6カ月になる姪っ子に向かって歌の練習をしたり、お母さんの包容力が出るにはどうしたらいいかと思いながら、吹き込ませていただいた」と話していた。
そうしたなか、スペシャルゲストとして富澤の相棒・伊達みきお(サンドウィッチマン)が、劇中に登場するカルロ皇子に扮して登場。伊達は「着替えていて思ったけど、これタケちゃんマンでしょう」と自身の扮装についてコメント。この日の登場に関しては「宍戸監督が我々のラジオの番組に来てくれたときに、なぜ僕を使ってくれなかったのかと聞いたら『伊達さんは温存です』と。次回作には必ず使ってくれるというので、期待していますよ、監督」と半ば脅し同然の発言。
伊達が演じるとしたらどんな役だと思うかと聞かれた宍戸監督は「サーカスの座長、猛獣使いとか」と答えた後に「か、チンピラですかね」と回答し、伊達は「声優でも僕、チンピラ役ですか」とガッカリした様子だった。
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