日本アカデミー賞をはじめ数多くの賞を獲得し、大ヒットを記録した人気シリーズの第3作『ALWAYS 三丁目の夕日‘64』。この映画の完成披露舞台挨拶が12月8日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、薬師丸ひろ子、須賀健太、小清水一揮、山崎貴監督が登壇した。
・『ALWAYS 三丁目の夕日‘64』完成披露舞台挨拶、その他の写真
妊娠9ヵ月を迎え、すっかりお腹の大きくなった小雪は吉岡にエスコートされて登壇。劇中でも妊婦の役を演じたが「疑似体験をさせていただいて、縁を感じています」とコメント。続けて、「最初から最後までずっと臨月の役だったので、本当に腰痛になった。助産婦さんにいろいろ聞いて演技の参考にしていたのですが、今やっと気持ちがわかります」と明かした。
また、小雪は山崎監督から「出産予定日も公開初日のあたりなんですよね」と問われると、「はい、2日後に控えてます」と返答。すると山崎監督は「なんとか(公開初日の)1月21日に産んでいただきたいなぁ(笑)」とWオメデタを熱望。監督の思わぬムチャぶりにも、小雪は自身のお腹を見つめながら「たぶん聞こえてると思いますよ」と大らかな笑顔で答えていた。
この日は、主題歌を担当したBUMP OF CHICKENも映画を見るために観客席に来場。司会者から紹介されるとその場で起立し、会場の声援に応えた。
その直後、本作の見どころを聞かれた吉岡は「BUMP OF CHICKENの『グッドラック』が流れるときは涙が止まらないです」と回答。「言ったよ、ちゃんと!」と、観客席のBUMP OF CHICKENに向かって言うと、会場は笑いに包まれ、須賀も「BUMP OF CHICKENさんの歌が泣かせてくれました」と絶賛していた。
堤は、第1作から娘同様に可愛がっていた堀北演じる六子が、本作で花嫁に行ってしまうことについて「8年前から彼女を見てるわけで、脚本を読んだ時点で、もうダメでした」としみじみとコメント。続けて「現場では、僕だけでなくスタッフのおじさんたちは同じ気持ちだったと思います。彼女の横にいる男を見てるだけで怒りがふつふつと沸いてきますし(笑)」と冗談交じりに話した。
一方の堀北は「ウェディングドレスを着たときは、みんなの目が寂しい感じだったので、たくさんのお父さんに『今までありがとうございました』と言う気持ちでした」と発言。それを聞いた堤は思わず顔をほころばせていた。
『ALWAYS 三丁目の夕日‘64』は2012年1月21日より全国東宝系にて公開される。
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