向井理と北川景子の共演で話題を呼ぶラブストーリー『パラダイス・キス』の女子限定試写会が、4月29日に配給元のワーナー・ブラザース試写室で行われ、イザベラ役で出演している五十嵐隼士がトークショーを繰り広げた。
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映画では、女性よりも美しく上品な淑女・イザベラを演じた五十嵐。この日は大勢の女子を前に「今日はアウェイだなと思って来ました」と、いつもとは違う反応を覚悟してきたことを明かした。
とは言え、普段からガールズトークの場に呼ばれることが多いらしく、その理由について五十嵐は「(女子は)たまに男子のズバっとした意見を聞きたくなるでしょ? それなんです」と、自らの役割について説明していた。
劇中ではイザベラとして見事な女装姿を披露しているが、「大変だったのでは?」との司会からの質問には、「1ヵ月間ダイエットして、ヒゲのレーザー脱毛とピーリングをしました。あとは所作の練習も」と答え、場内にはどよめきが。だが、それで美に目覚めたのか、以降、お肌のケアに気をつけるようになったとも話し、1万円程する化粧水を使ったり、自宅には美肌ローラーやスチームなどもそろっているので、友人に驚かれるとも明かした。
そんな五十嵐に司会が「女性らしい仕草を教えて」と頼むと、いくつかのポイントを挙げてくれた。その1つが、座るときは足をそろえ、さらに膝から下を前後にずらすと隙間がなくなり美しく見えるというもの。また、物を取るときは、中指と薬指をそろえ手を軽く狐のような形にすると上品に見えるとも。さらに、何でもクロスさせるという「クロスの法則」も伝授。左に置いてある物は右手で取り、右の髪は左手でかき上げると美しく見えると話していた。
そんな、女性以上に女性らしい五十嵐の好みは、料理ができる女性。自らも料理が得意だそうで「中華鍋が使える女子が好き」とニッコリ。
撮影中はバッチリとメイクをしていたため、メイクを取った素顔でスタッフに挨拶すると怪訝な顔をされたというエピソードも披露。北川とは恋愛観を語り合うなどガールズトークに花を咲かせたとも。天才デザイナーを演じた向井については「最初、謎だらけでした。みんなよりも少し年上なのであまり一緒に話したりせず、ジョージ役を意識してクールを気取ってるのかと思ったけれど、あることをきっかけに仲良くなりました」とコメント。「あること」が何かは教えてくれなかったが、「(イザベルの衣装の)ランジェリー姿でツーショット写真を撮って、テーマは『不倫』などと言って盛り上がっていました(笑)」と振り返った。
『パラダイス・キス』は6月4日より丸の内ルーブルほかにて全国公開される。
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