『ローグ・ワン』5年前描く『キャシアン・アンドー』、“正義感あふれる悪役”シリル・カーンの魅力に注目!
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『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の直前を描いた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。その5年前、帝国が支配する暗黒の時代を舞台に、反乱軍として立ち上がる名もなき人々の物語を描いたオリジナルドラマシリーズ『キャシアン・アンドー』で、主人公キャシアン・アンドーを追い詰める捜査主任シリル・カーンに注目が集まっている。
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カイル・ソーラーは自身が演じるシリル・カーンについて「とても人間的」
先日配信された1〜3話では、『ローグ・ワン』の5年前を舞台に、キャシアン・アンドーが妹を探している所から始まる物語が描かれた。キャシアンは妹を探すために立ち寄った店で、因縁をつけてきた二人の男を殺してしまう。実はその2人は帝国軍の下請け組織で働いており、捜査主任のシリル・カーンは殺した犯人を見つけようと意気込むが、上司から2人の死を殺人事件ではなく事故として処理するよう命令される。
シリルは上司には内緒で事件の捜査を始め、キャシアンの元にたどり着くが、あと一歩の所でキャシアンを逃し作戦は失敗に終わってしまうのだった。上司の命令に納得できず自分の意思で行動を起こすシリルだが、彼の葛藤や心情が丁寧に描かれており、3話までの彼は悪側のキャラクターでありながらも人間味に溢れている。
シリルを演じるカイル・ソーラーは「シリル・カーンから見て、キャシアン・アンドーはアウトサイダーなんだ。そしてシリルも自分が信じること、命令を達成したいという気持ち、そしてダークなことに惹かれるせいで、自分もアウトサイダーになってしまったように感じる。だからキャシアンを捕まえようとする時、彼はまさに有頂天になっていたんだ。でも作戦が失敗し彼の世界は崩れ落ちてしまう。今自分はどこにいて、何をすればいいのかを考え始めるんだ。悩み葛藤する姿はとても人間的だと思うよ」と語っている。
さらに3話ではキャシアンに敗北してしまったが、カイルはシリルについて「シリルはとても“グレー”なキャラクターなんだ。彼は自分の居場所を探しているから、帝国軍に加担する可能性もあるし、キャシアンやモン・モスマたちの反乱軍側に行くかもしれない」と意味深なコメントも残している。
正義感が強いシリルはこのまま帝国軍の下請け企業で働くことになるのか、それともキャシアンの仲間となり反乱軍形成に関わっていくのか? シリルが4話以降、キャシアンの物語にどう関わってくるのか、今後も目が離せない。
『キャシアン・アンドー』は毎週水曜日にディズニープラスにて独占配信中。
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