イーストウッド監督新作は制御不能となった飛行機のハドソン川不時着事故
『アメリカン・スナイパー』で、それまで『グラン・トリノ』が打ち立てていた自身の監督作最大の興行成績を抜き去り、記録を更新したクリント・イーストウッド監督の最新作『ハドソン川の奇跡』が日本公開されることがわかった。
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現在85歳のイーストウッドが今回選んだ題材は、全世界が目撃し“奇跡”と称賛された航空事故。
2009年1月15日の厳冬のニューヨーク。160万人が住むマンハッタン上空1000メートルで突如起こった航空機事故。それは、全エンジン完全停止、制御不能、高速で墜落する70トンの機体と、未曽有の大惨事となったかもしれない事故だった。その中で生死を分けたのが、とある30秒。その時、一体何が起きていたのかが描かれていく。
物語のベースになったのは、同機を運転していたサレンバーガー機長の手記「機長、究極の決断『ハドソン川』の奇跡」(静山社文庫刊)。航空旅客機史上最大の非常事態の中、制御不能となった飛行機をハドソン川に不時着させ、“全員生存”という驚愕の生還劇に隠された真実を、イーストウッドならではの視点で描き出す。主人公のサレンバーガー機長役にはトム・ハンクスが扮する。
はたしてどんな作品に仕上がるのか? 『ハドソン川の奇跡』は9月24日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。
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