フジテレビ開局50周年を記念し、オールイタリアロケで撮影された映画『アマルフィ 女神の報酬』。7月18日に公開初日を迎え、フジテレビのすぐそばにある映画館、シネマメディアージュでキャストたちが舞台挨拶を行った。
登壇したのは主演の織田裕二をはじめ、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市、大塚寧々、佐野史郎、伊藤敦史、西谷弘監督の合計8名。イタリアを舞台に、外交官・黒田の活躍を描いたサスペンスだが、『踊る大捜査線』に続くシリーズ化にも期待が高まっている。満席の観客を前にした織田も、「黒田にとても惹かれたので、すぐにでも(続編を)やりたい」と意欲を見せていた。
一方、佐藤は、「パート2ができても、多分出れない……」とコメント。役柄的に今回だけの出演であろうことを寂しがっていた。
様々な場で、西谷監督の鬼のように厳しいダメ出しが話題となっているが、織田が「何度も何度もダメ出しされて…」と苦笑い。天海もハードな撮影に苦しめられた1人で、ローマのスペイン階段を全力で駆け上がるシーンを20回(!)繰り返したという。「私があまり疲れてない顔をしていたので、何度も何度も走らせて下さったんですよね、監督?」と監督に念押ししてから、「実は、疲れてたんですけど……」と真相を告白。そのシーンで一緒だった織田に、「すみませんねぇ、おつき合いいただいて」とあやまっていた。司会から、宝塚で階段には慣れているのでは、と指摘されると、「降りるのはね」と切り返し、場内に爆笑を巻き起こしていた。
イタリア語に苦しんだという戸田は、「イタリア語のセリフを覚えるのが大変で」と苦労を振り返った。現場でさらに増えたそうだが、本編では全部カットになってしまったそうで、「(DVDの特典映像に収録されることを)強く希望します!」と監督に訴えていた。
織田の大ファンだったという伊藤は、「イタリアの空気の中にいる織田さんを見て感激しました」と語り、美味しいお酒と食事を楽しんだことを報告。司会から、「イタリア旅行してきたみたいですね」と突っ込まれ、苦笑いを浮かべていた。
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