5月7日に公開され、初登場1位を記録するなど大ヒットスタートを切った映画『岳 −ガク−』。その感謝の気持ちを込め、5月19日に山ガール350名を招いたトークショーがTOHOシネマズ六本木ヒルズで開かれ、キャストの小栗旬と長澤まさみ、片山修監督が登壇した。
・『岳 −ガク−』初日舞台挨拶
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この日の客席は、山ガールファッションで身を包んだ女子でいっぱい。会場を見渡した小栗は「みなさん映画を見に来る格好じゃないですよ」と話しかけ、会場を沸かせていた。長澤は「すみません、私はちょっと頑張れなくて」と自らは山ガールの格好をしてこなかったことを詫びてから、「みなさんカラフルな衣装で、本当に女の子らしく、溌剌(はつらつ)としていてすごくいいなと思いました」と観客のファッションを褒めていた。
その後は観客の質問に答える形でトークショーが進行。映画公開後の今だから言える、互いの素敵だと思うところや直して欲しいところを尋ねられると、小栗は「直して欲しいところか」と真剣に考え込んでいる様子。それを見た長澤は「いいんだよ、なくて、それ」とつぶやいていた。
逆に長澤は「小栗くんの素敵だなと思うところは、本当に(本作で小栗が扮する)島崎三歩みたいなところ。どんな人とでもすぐに打ち解けることができて、太陽のような存在」と小栗のキャラクターを絶賛していた。
一方、直して欲しいところに関しては、少し考え込んだ後に長澤が、突然「あっ、わかった!」と閃いた様子。だが、次の瞬間「でも、いいや」と言うのを止めてしまうと、小栗も内容が気になったようで「ちなみにどんなこと? 俺が言っていいかどうか判断するから」と切り出し、長澤は小栗の耳元で長々と内緒話。ようやく聞き終えた小栗は「ここで言うことではなかった」と話した後に、興味津々の観客に向かって「下ネタでした(笑)」と明かしていた。
また、「山デートをするなら、どんなデートがしたい?」という質問も。これに、EXILEのAKIRAとの交際が報じられている長澤は「彼氏と山登りするときに、登っているときの必死な顔を見られるのは恥ずかしい」と乙女心を吐露。小栗は「そうかそうか、そういうのあるんだね」と納得しながらも、「俺、結構、あなたの必死な顔を見てきたよ」と話し、笑いを誘っていた。
さらに、片山監督に小栗の第一印象を尋ねる質問も。監督は「小栗くんと最初に会ったのはドラマ『花より男子』で、花沢類役だったからかもしれないけど、あまり喋らない人だなと思った」と話すと、小栗は「俺がイケてた頃の話ですね。遠い昔だね」と自虐ネタで客席を笑わせていた。
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