泣き出す人も! ラルク20周年ライブが海外の映画館でも大盛り上がり
今年、バンド結成20周年を迎えたL’Arc〜en〜Cielが、5月28日、29日に味の素スタジアムで10万人を動員する“20th L’Anniversary Live”を開催。その模様が、海外6都市(パリ・ロンドン・ニューヨーク・台湾・香港・韓国)9ヵ所と国内の40ヵ所の映画館に同時生中継され、劇場に集まった2万人のファンも大興奮のライブビューイング体験に酔いしれた。
このスペシャル公演は、バンドのヒストリーを追う形で、1日目はアルバム「DUNE」から「HEART」までの楽曲を中心に、2日目は「ark」「ray」から「KISS」までの楽曲を中心に構成され、まさに“Best of L’Arc〜en〜Ciel”とも言えるLIVEで、チケットはもちろん即日完売。
その後、映画館でのライブビューイング開催が発表されると、全世界に熱狂的なファンを持つL’Arc〜en〜Cielとあって、国内のみならず海外のファンの間でも即話題になった。
まず台湾では、チケットを求めて発売前夜から劇場に並ぶ徹夜組も出て、わずか1時間余りで完売。地元のメディアでも取り上げられる程のニュースとなった。また、香港でも3ヵ所の劇場チケットの即日完売をうけ、急遽上映スクリーンを追加。また、韓国も2つの劇場が即完したため、上映スクリーンを増やし、それぞれが完売。さらにパリ、ロンドン、ニューヨークでも、日本で情報がアップされると同時に、チケット発売前から上映館への問合せが殺到し、各国の劇場スタッフを驚かせた。
当日も、記念すべきライブを映画館で楽しもうという観客が、開場前から映画館に続々と集まり、なかにはライブ会場さながらに、アーティストグッズのタオル持参で駆けつけるファンの姿も。
そしていよいよライブがスタートし、大スクリーンに会場の模様が映し出されると、館内は歓声と大拍手が沸き起こり、大迫力のサウンドとライブビューイングならではの臨場感溢れる映像に、感激の余り泣き出す人や、立ち上がって拍手をする人、一緒に歌う人も続出し、映画館は味の素スタジアムに負けないくらいの盛り上がりと熱気に包まれた。
海外の映画館での盛り上がりも同様で、パリでは熱狂的なファンが総立ちで拳を突き上げ、スクリーン内のメンバーへ熱い声援を送った。さらには、コンサートのラストで、来年開催されるWorld Circuit(世界ツアー)が発表されると、客席のボルテージは最高潮に。味の素スタジアムと世界各国のファンが一体になるライブビューイングとなった。
なお、このライブは収益金全額が東日本大震災の被災地への義援金として寄付されることが発表されており、本ライブビューイングのチケットの収益の一部も義援金として寄付される。
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