劇中でも舞台挨拶でも美女に囲まれた山田孝之に、客席から「羨ましいぞっ!」の声
記憶を失った男がカバンから出てきた婚約指輪を見てビックリ! 3人の花嫁候補のなかから、指輪を贈るつもりだった1人を探り出す姿を綴った『指輪をはめたい』。この映画が11月19日に公開初日を迎え、山田孝之、小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴、二階堂ふみ、岩田ユキ監督が新宿バルト9で舞台挨拶を行った。
・小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴を相手に山田孝之が3股!?
・[動画]『指輪をはめたい』予告編
記憶を失う主人公の輝彦を演じた山田は「映画はファンタジックなイメージになっていますが、原作者は男性。男が結婚するにあたって、どういうことを考えてるのか? そういうところがすごく面白く、男性に共感してもらえるところが多いと思う。男性にこそ見てもらいたいと思って頑張ってきました(笑)」と挨拶。
この日も5人の女性に囲まれ、劇中では3人の彼女がいるというハーレム状態だった山田は「撮影中は女性に囲まれて楽しかったですか?」との質問に、「輝彦は、曜日で会う彼女を分けていた。同じように撮影も別々の日だったので、あまり囲まれた感じはしませんでした」と回答。すると客席から「羨ましいぞっ!」という声が。爆笑が起こるなか山田は「ありがとうございます」と答え、笑みを浮かべていた。
ツインテールの髪型にセクシーでチャーミングな衣装と、これまで演じてきたキャラクターとは異なる役を演じた真木は「この役を逃したら、もうこういう役をいただけないかもと思っことが、この作品に出た一番の理由。体当たりで現場に行って、あとは監督の演出で役を作っていこうと思って毎日撮影をしていた」と振り返った。
一方、先日行われたヴェネチア映画祭で、『ヒミズ』(2012年1月14日公開)の演技が認められ新人賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)を受賞した二階堂は、スケートリンクの少女という役について「撮影がほとんどスケートリンクで、衣装がレオタード。すごく寒いし風を受けるシーンがあって、段々と足が冷えてきて筋肉が硬直してしまった。現場での思い出は第一に寒かったこと」と話し笑いを誘った。
また、もし自分が記憶を失い、見知らぬ人が恋人だと現れたらどうするかという質問に、小西は「お手数ですが、証(あかし)を見せてくださいって言います。写真とか見ても思い出せなかったら……、まずはお喋りして、気が合ったらデートします」と回答。
池脇は「信用できないと思うので、親族や友だちの記憶が自分に少なからずあったら確認します。本当にこの人は恋人なのか、周りから聞けるまでは会いません」と語り、二階堂は「とりあえず、そのとき自分のやりたいことを一緒にやってみて、楽しかったら恋人だと認めると思う」、真木は「たぶん、普通に付き合う。本当だったら可哀想ですし」と答えていた。
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