『悪の教典』見た大島優子の「この映画が嫌いです」発言に2ちゃんねるも反応

2012.11.19

11月18日に行われたAKB48のメンバー38名による『悪の教典』特別上映会で、その衝撃的な内容にショックを受けた大島優子が目に涙を浮かべて退場したことについて、大島は19日更新の自身のブログで謝罪の言葉を綴った。

18日に退場したことについて大島は「私はこの映画が嫌いです。命が簡単に奪われていくたびに、涙が止まりませんでした。映画なんだからという方もいるかもしれませんが、私はダメでした。ごめんなさい」とのコメントを発表していたが、ブログでは、そのことに触れ「昨日、映画、『悪の教典』を観させていただきました。ニュースにもなったりと、お騒がせしました。伊藤英明さん、三池監督、関係者のみなさん、ご心配かけました。あまりにスクリーンの中に感情移入してしまい、取り乱してしまいました。ごめんなさい」と謝罪。だが、映画については「でも、私はあの映画が嫌いです。すいません」と前日から変わらぬ正直な気持ちを綴っている。

一方、2ちゃんねるなどでは18日にこの件を報じた記事が出て以来、複数のスレッドが立てられ、様々な意見が寄せられている。

目立つのが「新しい宣伝」「炎上商法」「ステマ（ステルスマーケティング）」だとする意見で、宣伝のために呼ばれたのだから批判するわけがない。批判するからには元々筋書きがあったという推論から導かれたものだ。

また、この映画にとって叩かれるのは宣伝、褒め言葉より数倍も話題になったというクールな見解も見られたほか、これが新手の宣伝だと捉えるのは、2ちゃんねるユーザーにひねくれものが多いからという意見もあった。

『悪の教典』は生徒たちから“ハスミン”という愛称で呼ばれ、絶大な人気を誇る高校教師の蓮実聖司が、担当するクラスの生徒全員を殺戮する姿を描いた作品。その残虐描写からR15＋指定となっている。