今年は何が流行る? 2009年のヒット銘柄5つの潮流!【第4回/全5回】
年が変わって2009年。今年の映画界では、どんな流れが巻き起こり、どんな作品がヒットするのでしょうか? ムビコレ編集部ではそんな潮流を大胆予測。ヒットしそうな銘柄5つを厳選し、5回に渡ってレポートします。
【第3回】……映画版『ROOKIES』が大ヒット!?
4つ目のヒット銘柄が映画版『ROOKIES』です。昨年、もっともヒットした実写映画をご存じでしょうか? 興収77.5億円を記録した『花より男子ファイナル』で、邦画のみならず、洋画も含めても実写では1位。これよりヒットしたのは、アニメ映画の『崖の上のポニョ』のみといった状況でした。
そして今年、この『花男』を放ったTBSが満を持して贈るのが映画版『ROOKIES』です。『花男』同様、邦画のみならず、洋画も交えた興収ランキングでトップ争いを繰り広げそうです。その理由を『花男』と比較しながら見ていきましょう。
『花男』は、2つのドラマシリーズ『花より男子』『花より男子2〜リターンズ〜』を経て映画化された作品で、それぞれの平均視聴率は19.7%と21.7%という大ヒットドラマでした。対して『ROOKIES』の平均視聴率は15%程度。土曜夜8時という新しいドラマ枠でこの数字は大健闘ですが、数字のみで判断すれば『花男』より劣っている結果になります。
ここで大事になってくるのが、視聴率だけを頼りに映画化を決めるわけではない点。実はもう1つ、大きな指標となっているのがDVDのセールス実績なのです。『花男』はTBSの人気ドラマであると同時にDVDも売れるドラマでしたが、『ROOKIES』は、その『花男』以上に、ドラマのDVDが売れた作品。映画はドラマと違って、お金を払って見に行く娯楽。それだけにお金を払ってでも見たいと思うファンをどれくらい抱えているかは、映画化の際の重要な要素となってくるのです。
『ROOKIES』の公開は5月30日。ドラマ同様、熱いファンを抱えた作品なだけに、今年のイチ押しヒット銘柄となりそうです。
※明日1月10日の【第5回】では「続編」銘柄を取り上げます。
【今年は何が流行る? 2009年のヒット銘柄5つの潮流!】
・【その1】ドラマと映画のWパンチで『ターミネーター』が I’ll be back!!
・【その2】夏と冬、2つの山場で3D映画の時代が到来!
・【その3】ハリウッドもアラフォーが大活躍!?
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