日本映画初の3Dは、格さん3人がそろい踏みの『シンケンジャー』

『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版』の出演者と監督。前列左から、相馬圭祐、高梨臨、鈴木勝吾、松坂桃李、相葉弘樹、森田涼花。後列左から合田雅吏、大和田伸也、伊吹吾郎、中澤祥次郎監督。
『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版』の出演者と監督。前列左から、相馬圭祐、高梨臨、鈴木勝吾、松坂桃李、相葉弘樹、森田涼花。後列左から合田雅吏、大和田伸也、伊吹吾郎、中澤祥次郎監督。
『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版』の出演者と監督。前列左から、相馬圭祐、高梨臨、鈴木勝吾、松坂桃李、相葉弘樹、森田涼花。後列左から合田雅吏、大和田伸也、伊吹吾郎、中澤祥次郎監督。
ポーズを取る侍戦隊シンケンジャー
シンケンレッド(志葉丈瑠)役の松坂桃李
シンケンブルー(池波流ノ介)役の相葉弘樹
シンケンピンク(白石茉子)役の高梨臨

8月8日より全国東映系で公開となる映画『侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦』(同時公開『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』)の製作発表記者会見が5月25日に都内で行われ、出演者と監督が登壇した。

昨年秋公開の『センター・オブ・ジ・アース』以来、メガネをかけると飛び出すフルデジタル3D映画の波が広がりつつある映画界。この夏も『モンスターVSエイリアン』(7月11日公開)、『アイス・エイジ3』(7月25日公開)、『ボルト』(8月1日)とアニメを中心に3D映画が立て続けに公開される。そうした中、日本映画ではどの映画が最初にチャレンジするのかに注目が集まっていたが、この日、栄えある本邦初のフルデジタル3D映画が『シンケンジャー』であることが明かされた。

意気込みを語ったのは監督の中澤祥次郎。「日本映画としては初のフルデジタル3Dということもあって、スタッフ、キャスト一同、真剣にはりきって撮った作品。飛び出す画面をちびっ子に堪能してもらえれば」と話せば、シンケンブルー(池波流ノ介)役の相葉弘樹も、「テレビ版では見ることのできない、飛び出す大迫力のシンケンジャーが見られます」と見どころを解説。

一方、『水戸黄門』で格さんを演じる合田雅吏がゲスト出演していることに触れたのは、シンケンレッド(志葉丈瑠)役の松坂桃李。「合田さん演じる初代シンケンレッド、志葉烈堂が映画のキーマンになっていますので、そこに注目していただければ」と話す。また、シンケンピンク(白石茉子)役を演じた高梨臨は、「アクションもすごいんですけど、エンディングを6人みんなで歌わせてもらっています。みんな勢いに任せて歌っているので、その辺も楽しみにしてください」と語っていた。

そうした中、この映画に格さん役の3俳優がそろい踏みしていることに気づいて驚いたと明かすのは、自身も2代目格さん役を演じていた大和田伸也。声の出演のみの大和田が、この映画のためのアフレコに臨んでいると、そこに5代目格さんの合田がやって来て、そういえば3代目の伊吹吾郎も出演していると気づいたという。「プロデューサーに格さん3人揃うんじゃないと言ったら、『アハハハ、バレたか』と言われました」。

この夏は、歴代格さんの飛び出す映像も楽しめそうだ。

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