松本人志監督が自作『R100』について「凄いものが撮れた」と自画自賛!

松本人志監督
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松本人志の監督第4弾となる映画『R100』のティーチインが、9月30日に福岡・博多のT・ジョイ 博多で行われ、松本監督が登壇した。

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同作は、監督が以前より哲学的なこだわりをもってきた「SとM」をモチーフにした異色エンタテインメント。上映前には「中学1年のときに、知り合いから博多の辛子明太子を貰って初めて食べたとき、世の中にこんなにおいしいものがあるのか!と衝撃を受けたことを覚えています。今日はその衝撃を返しにきました」と挨拶。「皆さんの貴重な時間とお金を使って『R100』を見ていただくことになるのですが、それに見合うものをお返しできると思っています」と自信をのぞかせた。

上映後のティーチインでは、「10年前にラジオ番組で『10年後は世界に出たい』と語っていたが、実現した今の次の目標は?」と聞かれた松本監督。「『R100』を撮ることで、自分のなかで次が見えた気がしているんです。今回も凄いものが撮れたなと思いますが、この先もっともっと凄いものを撮れる予感がしています。自分のなかでは『楽しみな監督が出てきたな』という感じ(笑)。60歳ぐらいまでには度肝を抜くようなものを撮れるようになっていたいですね」と答えていた。

また、お笑い界での功績に触れ「ダウンタウンは日本のお笑いの質を上げましたが、映画監督としての目標は?」という質問も。これに松本監督は「ダウンタウンは、お笑い界の新大陸を発見したと思っています。先にドリフターズ、ひょうきん族がいて、もう無いと思われていた新たなフィールドを広げたんだと。映画でも同じ様なことをしていきたいし、それにエネルギーを注いでいきたいですね。新大陸とまでは行かないかもしれないが、未だに誰も足を踏み入れていない無人島ぐらいはあるかも知れません。望遠鏡片手に映画界の“無人島”を探したい」と意欲を語った。

『R100』は10月5日より全国公開される。

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