テレビ局解雇され自暴自棄に? ブラピを殴った元レポーター、異常行動連発の理由
先月28日(現地時間)、アンジェリーナ・ジョリーの最新作『マレフィセント』のワールド・プレミア会場で、彼女の婚約者のブラッド・ピットが突然乱入した男に殴られる事件が発生したが、犯人のウクライナ人男性にブラピに対する接近禁止令が言い渡された。
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男の名はヴィタリ・セディウク。その12日前にはフランスのカンヌ国際映画祭のレッド・カーペット上でアメリカ・フェレーラのドレスの裾に頭を突っ込む暴挙に及び、逮捕されたばかりだ。
セディウクはウクライナのテレビ局のリポーターで、過去に何度もセレブにいたずらを繰り返してきた悪名高い人物。まだ25歳でそこそこのイケメンなのに、ウィル・スミスの唇に無理やりキスしたり、レオナルド・ディカプリオやブラッドリー・クーパーの股間に顔を埋めるなど、完全なセクハラ行為の連発には、さすがに誰も笑えない。
保釈金2万ドルで警察に拘置され、ブラピに500フィート(152.4メートル)以上近づいてはならないという接近禁止令を出されたセディウク。過去2年にわたり、彼のパブリシストをつとめた女性も「これはイタズラを超えた行為で、もはや面白くも何ともありません」とこぼしている。
政情不安が続くウクライナで、果たして彼のイタズラは視聴者に歓迎されているのか? そもそもカンヌでも今回のブラピ襲撃の際も、カメラクルーなどいなかったようだが、と疑問が湧くが、イギリスのBBCの報道によると、彼は何週間も前に所属していたテレビ局“1+1”をクビになっていたという。わずか2週間足らずと間を置かずに騒ぎを起こしたのはヤケになったから?
セディウクは傷害罪で220ドルの罰金と36ヵ月間の執行猶予、20日間の社会奉仕活動を命じられたうえに、今後ハリウッドで開催されるプレミアや映画・音楽賞などへの出入り禁止を言い渡された。これでひと安心? それとも火に油を注ぐ結果になり、自暴自棄でさらにひどいイタズラを仕掛けようと暴走しないか? ハリウッドだけでなく世界を飛び回って騒ぎを起こす男だけに、油断は禁物だ。
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