綾野剛主演の『そこのみにて光輝く』がアカデミー賞外国語映画賞候補に!

『そこのみにて光輝く』
(C) 2014 佐藤泰志/「そこのみにて光輝く」製作委員会
『そこのみにて光輝く』
(C) 2014 佐藤泰志/「そこのみにて光輝く」製作委員会

綾野剛主演の『そこのみにて光輝く』が来年2月に開催される第87回米国アカデミー賞外国語映画賞部門の日本代表作品に決定したことが9月4日に発表された。

綾野剛主演『そこのみにて光輝く』がモントリオール映画祭で監督賞受賞

各社より申請された計27点の作品のなかから外国語映画賞部門の日本代表に選ばれた本作は、『海炭市叙景』の映画化で注目を浴びた佐藤泰志の唯一の長編小説を映画化した作品。つい先日行われたモントリオール世界映画祭で、見事、最優秀監督賞を受賞したばかり。ほかにも、英レインダンス映画祭、エジプト・カイロ国際映画祭など6ヵ国に招待され、大きな注目が集まっている。

この選出を受けて、呉美保(お・みぽ)監督は「わたしたちの映画が、また世界の人たちに観てもらえるチャンス。ありがたいですね。これまでの奇跡に感謝しながら、また奇跡がおきてほしいな、なんて、ぜいたくなことを考えてしまいます」とコメント。主演の綾野も「大変光栄です。この作品を、日本映画を、届けられるチャンスを頂いて感謝しています」とのメッセージを寄せている。

なお、アカデミー賞外国語映画賞は、各国から代表1作品の推薦を受け、第1次選考に残った9作品が発表され、さらに最終選考に残った5作品がアカデミー賞のノミネート作品になるという選考方法をとっている。

【関連記事】
[動画]『そこのみにて光輝く』予告編
映画化が相次ぎ脚光を浴びる作家・佐藤泰志、ブームの火付け役が語る苦難の道
『舟を編む』がアカデミー賞外国語映画賞日本代表に選ばれ、松田龍平が喜びのコメント!
初の女性監督作品! アカデミー賞外国語映画部門日本代表に『かぞくのくに』が選出

INTERVIEW