8月30日に全国307スクリーンで公開され、公開2週目にして興収11億を突破するなど大ヒット上映中の『ルパン三世』。この映画が現地時間9月12日にロサンゼルスのエジプシャンシアターで幕を開けた第4回LA EigaFest(〜9月14日)のオープニング作品としてインターナショナル・プレミア上映され、峰不二子役を演じた黒木メイサ、北村龍平監督、山本又一郎プロデューサーが公式記者会見をはじめ、オープニングセレモニー及びインターナショナルプレミア上映に登場した。
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40人余りの現地報道陣が集まった公式記者会見では、これが海外の映画祭初参加となる黒木は「現場では何ヵ国語も飛び交うなか撮影をして、いろんな国の人たちが一緒に作り上げたこの作品を、ロサンゼルスで上映し、多くの方に紹介することができてとても嬉しいです」とコメント。
その後行われた映画祭のオープニングレッドカーペットアライバルでは、地元の600人余りのギャラリーが詰めかけるなか、黒木は峰不二子を彷彿させるシックで艶やかな黒ドレスで登場。「みなさんに温かく歓迎してもらい、『ルパン三世』という映画をロサンゼルスのど真んなかに持ってこられてすごく嬉しいです。会場に集まったファンの方のなかにルパンの格好をしている人もいて、改めて『ルパン三世』の人気を実感しました」と感想を述べると、「今日は、ロスのお客さんの心を盗みに来ました!」と笑顔で大胆予告。
その後、約600人が鑑賞した後にも舞台挨拶が行われた。黒木はこの日1日、映画祭に参加してみての感想を「最初は初めてロスに自分の作品を持ってきたので、どんな感じなのかわからなかったけど、実際にハリウッドのお客さんに見てもらって、反応も大きくてわかりやすかったです。(ハリウッドの観客は)良し悪しがはっきりしているので、今回は素敵な反応をもらえたかなと思います。意外なところで笑いが起こったり、拍手が起こったりして面白かったです」と振り返った。
一方、「ロスのお客さんの心を盗めましたか?」という質問に対しては「まだまだもっと盗まないとでしょう(笑)。これからも多くの方に見ていただきたいです」と話していた。
本作は9月13日までの15日間で興収13億8277万6200円、観客動員数107万2640人を記録。また、世界23の国と地域における海外配給も決定しており、9月にはフィリピン、シンガポール、10月にはインドネシア、ベトナム、来年1月には台湾と、順次公開されていく予定だ。
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