映画『20世紀少年』脚本の長崎尚志のミステリーがWOWOWでドラマ化!
映画『20世紀少年』3部作の共同脚本や『MASTERキートン』などのマンガ原作・脚本で知られる長崎尚志のミステリー小説「闇の伴走者」が、WOWOWでドラマ化されることがわかった。
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物語はマンガ界の巨匠・阿島文哉の一周忌に50枚の未発表画稿が発見されるところから幕を開ける。作画は阿島そのものだが、35年前の連続女性失踪事件を彷彿とさせる謎の多い内容で、阿島夫人は、本当に阿島が描いた画稿なのか調べるようアジマプロの部長・小澤に指示を出す。
調査会社から派遣されて来た元警察官の優希は、マンガ編集者で知識が豊富な醍醐に協力を求めた。醍醐は画稿の背景やシャドーの描き方、ペンやスクリーントーンの種類などから描かれた年代と作者を割り出して行く。作者が阿島ならば迷宮入り事件の真犯人ということなのか!? 別の人物ならば一体なんの目的で描かれたものなのか!? やがて、マンガのなかに、想像を絶する哀しくも恐ろしい連続殺人犯の手がかりが潜んでいることに気づいていく。
ドラマの中に登場するマンガを「コミPo!」の開発にも携わるなど幅広く活躍しているマンガ家の田中圭一が手掛け、脚本を「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」などの佐藤大が担当。『僕等がいた』『ホットロード』『アオハライド』など恋愛映画の旗手・三木孝浩監督が初のミステリー作品で連続テレビドラマに挑む。
長崎は「映像化は不可能だと思っていたのですが、本当にできちゃうんですね。楽しみです」とコメント。三木監督は「僕にとって初めてのサスペンス・ミステリーで非常にワクワクしてます。長崎さんの圧倒的な知識と筆力で描かれたマンガ業界の光と影。幻の原稿に隠された未解決事件の謎を解くというこの一風変わったミステリーの裏側には、底の見えない深淵なる闇があり、その魅力にすっかり引き込まれてしまいました。本作を監督するにあたり、その闇に臆することなく思いきりダイブして、この作品の核を掴み取りたいと思います」と話している。
土曜オリジナルドラマ 連続ドラマW『闇の伴走者』は4月から毎週土曜夜10時に放送となる。
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