11月11日、東京のスペースFS汐留で行われた『時をかける少女』完成披露試写会にキャストの仲里依紗、中尾明慶と谷口正晃監督が登壇、映画について語った。
原作は筒井康隆が45年前に発表した同名小説で、これまで何度も映像化されている。とりわけ、1983年に大林宣彦が監督した『時をかける少女』は大ヒットを記録し、主演の原田知世を若手トップへと押し上げた。今回、完成作を大林監督にも見てもらったと話した谷口監督は、「本家のお眼鏡にかなうかどうかドキドキしたが、とても喜んでくれ、温かい言葉をかけてもらい嬉しかった」と語った。
2010年を生きる主人公の少女が70年代にタイムスリップしてしまうというストーリーだが、70年代の印象についてたずねられた仲は、「ファッションや髪型、街並みなどがおしゃれだと思いました」とコメント。劇中で70年代ファッションに身を固めている中尾は、「予想以上に似合っちゃって、こっちのほうがいいかもと思った」と苦笑い。仲に「明石家さんまさんみたいでした」と言われると、「さんまさんも、若い頃のオレに似てるって言うと思う」とうなずいていた。
息もぴったりで仲良さそうな仲と中尾だが、「僕も、こう見えて人見知りで里依紗ちゃんも人見知り。だから撮影中は必要以上の会話はなく、それがスクリーンにいい感じに出ていると思います」と中尾。監督は、「普段、話しているとあどけなさもある2人だが、物語を深く受け止めて演じてくれた。彼らの芝居を見ていて涙が出てしまい、こらえるのが大変だったこともあった」と、演技のすばらしさを語った。
映画については、「人と人の絆の作り方は、今も昔も変わらず、難しいけれど単純。友情を大切にしてほしいという思いを2時間にぶつけた」と中尾。監督は、「100人を超えるスタッフ・キャストが心を込めて作りました。最初から最後まで丁寧に作りあげているので、心の底から楽しんでもらえれば」と話していた。
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