大ヒット中の『アリス・イン・ワンダーランド』の日本語吹き替え版で白の女王の声をつとめる声優を予想する「白の女王は誰だ!? キャンペーン」。このキャンペーンの発表イベントが、28日に新宿バルト9で開催され、白の女王の声を担当した深田恭子が登壇した。
白の女王は、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイが演じる慈悲深く美しい女王。深田は、そんな女王をイメージした白いドレスをまとって登場。清楚な美しさを放っていたが、「白のウィッグはバランスが難しくて、一歩間違えると妖怪っぽくなってしまう(笑)」と、衣装決定までの大変さについて語った深田。声優業も大変だったようで、「自分では笑っているつもりでも、声だけだと楽しそうでなかったりクールに聞こえたりするのに驚き、声のお仕事の大変さを実感しました」と話す一方、「新しい経験として楽しませていただきました」と笑顔を浮かべた。
映画については「3Dの迫力に驚かされた」と話し、「少女から大人に成長するアリスの葛藤が描かれていて、小さい頃見た『アリス』とは、また違う感じで楽しめました」と感想を述べていた。
その後の囲み取材でも、声優業についてコメント。アフレコ収録は2時間ほどだったそうだが、「いつも自分は表情でごまかしていたのかな、と反省しました」と難しさを振り返り、「新しい世界でした」と話していた。
もし自分がアリスだったらどうするか聞かれると、深田は、この映画のアリスのように求婚者のもとから逃げ出したりはせず、「(親がすすめる意に添わない男性と)そのまま結婚しちゃったかも」と回答。「『そういうもんなのかな』と思って(笑)。冒険心はあまりないんです」とアリスとの違いを語った。
「映画に関する質問だけ」と釘をさされていた囲み取材だが、なんとか映画にこじつけ、「どんな“王子様”と共演してみたい?」など、交際が報じられている、タレント・清水アキラの三男・清水良太郎との恋愛話に迫る質問を試みるレポーターたち。だが、それらの質問が出た途端、スタッフたちが「映画に関する質問だけでお願いします」と大声で連呼し、取材は強制終了。かなり厳重なガードにマスコミ陣も困惑気味だった。
『アリス・イン・ワンダーランド』は丸の内ルーブルほかにて大ヒット公開中。
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