藤原竜也、綾瀬はるからが初日舞台挨拶。中田監督は北大路欣也にド緊張！

2010.10.17

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前列左より綾瀬はるか、藤原竜也、石原さとみ。後列左より平山あや、武田真治、中田秀夫監督

前列左より北大路欣也、綾瀬はるか、藤原竜也、石原さとみ、片平なぎさ。後列左より日村勇紀、大野拓朗、阿部力、平山あや、武田真治、石井正則、中田秀夫監督

人気ミステリー小説を映画化した『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』が10月16日に公開初日を迎え、丸の内ピカデリー2で行われ、キャストの藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、阿部力、平山あや、石井正則、大野拓朗、武田真治、片平なぎさ、北大路欣也、声の出演をしたバナナマンの日村勇紀、中田秀夫監督が、映画上映後に舞台挨拶を行った。

［動画］『インシテミル』初日舞台挨拶／藤原竜也、綾瀬はるかほか
 石原さとみインタビュー

時給11万2000円の高額バイトに参加した10人の男女が、密室で死の心理戦を繰り広げるストーリーで、サスペンスドラマの女王・片平は「犯人が誰だか分からず、（登場人物が）1人ひとり減っていく恐怖、追い詰められた人間の狂気が、みなさんにどのように映ったか気になるところです」と、観客の反応をうかがっていた。

藤原と武田の格闘シーンもあり、「結構、ハードなシーンで、ちょっとケガしちゃいましたが、良い思い出です」と武田。藤原は「監督から細かくダメ出しをいただいて、時間をかけて丁寧に撮った作品」と出来映えに自信をのぞかせていた。

一方、取材陣を気にしてどこまでネタバレさせてもいいのか戸惑い気味の石原は、隣の片平から「（上手く説明するのは）難しいよ〜」とからかわれながら、「あんまり喋っちゃいけないのですが、初日が、片平さんと後ろからド〜ンというシーンだったので（笑）、どうしようかと思って演じた」と、いきなり大変なシーンの撮影から始まった苦労を振り返った。

また、撮影中に誕生日を迎えたという綾瀬は、「ケーキと寄せ書きをいただき、祝っていただきました。寄せ書きをお誕生日にいただいたのは初めてだったので、すごく嬉しかったです」と語っていた。

監督は北大路とのやりとりについて「最初にお会いしたときに、『新人俳優のつもりでやらせていただきます』と仰っていただいて、ド緊張しました（笑）」と明かした。

声のみの出演だったためか、この日はどことなく浮いた感じのあった日村だが、「出演者のみなさんから、『頑張ってください』という言葉は……なかったのですが、みなさんの気持ちが録音ブースまで届いていました」と主張。みんなの撮影が終わったあとの録音だったそうで、収録中は「みなさんの残り香を感じていました」と必死でキャストたちとの接点をアピールし、笑いを誘っていた。

『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』は丸の内ピカデリーほかにて全国公開中。