浦沢直樹の「PLUTO」をハリウッドのヒットメーカーが実写映画化!

浦沢直樹の『PLUTO』
(C) Naoki Urasawa/Studio Nuts, Tezuka Productions, Takashi Nagasaki 出版元:小学館
浦沢直樹の『PLUTO』
(C) Naoki Urasawa/Studio Nuts, Tezuka Productions, Takashi Nagasaki 出版元:小学館

「20世紀少年」「MONSTER」「YAWARA」など次々とベストセラーを世に送り出してきた人気マンガ家・浦沢直樹。この度、累計850万部以上を売り上げた彼の人気作「PLUTO」を、ハリウッドが実写映画化することが明らかになった。

「PLUTO」は、手塚治虫の「鉄腕アトム」のなかのエピソード「地上最大のロボット」をモチーフにしたSFサスペンス。映画化を手がけるのは、『アイス・エイジ』シリーズや『ロボッツ』などの人気アニメーション映画を手がけてきたプロデューサー、クリス・メレダンドリ。最近では『怪盗グルーの月泥棒 3D』(10月29日より日本公開)も大ヒットさせたヒットメーカーだ。

[動画]『怪盗グルーの月泥棒 3D』予告編

メレダンドリは「PLUTO」の独創的なアクションと冒険に満ちた世界を高く評価、キャラクターと心温まるストーリーに惹かれて映画化権を獲得したとコメント。

一方、子どもの頃から「地上最大のロボット」の大ファンだったという浦沢は「まさか自分がそれをリメイクして『PLUTO』を描くことになるとは思ってもみませんでしたし、とてつもない挑戦でした。今回、その実写映画化に挑む新たなチャレンジャーが現れました」と言い、手塚ファンとしての期待を語った。

また、手塚治虫の息子で原作の監修をつとめる手塚眞も、「手塚治虫と浦沢直樹のコラボレーション。これは、黒澤明と北野武が出会ったような、あるいはフォードの『駅馬車』をルーカスが『スター・ウォーズ』に作り変えたような大ニュースでした。そこにグローバルな映画のアーティストたちの手が加われば、その興奮は数倍にもなるでしょう」とコメント。「これがハリウッドと日本の良いパートナーシップのもとに作られるエポックメイキングな傑作になることを期待しています」とも語った。

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