昨年12月に公開され、300万人を超える観客動員を記録した『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』。コミックからドラマ化され、さらに映画になった大人気シリーズの最後の作品『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』。その完成披露試写会が、4月6日、六本木ヒルズで行われ、上野樹里、玉木宏、瑛太、水川あさみ、小出恵介、ウエンツ瑛士、ベッキー、山田優、福士誠治、吉瀬美智子、竹中直人らメインキャストが勢ぞろいした。
「みなさん、こんばんは!」と元気良く挨拶した上野。「スタッフ・キャストが、最後の最後ということで一生懸命頑張った作品。展開も早いので、打ち上げ花火がドンドンドンドン!と続くような迫力になっていると思います」と魅力をアピールしていた。
上野扮する主人公・のだめと、玉木扮する千秋との恋の行方が気になるところだが、一番印象的なシーンについて玉木は、「2人がスレ違って、合流するクライマックスです」と回答。こたつでのキス、略して“こたチュー”シーンも見どころのひとつだが、上野は「でも、そんな甘いもんじゃないですね」と不適な笑いを浮かべていた。
それぞれが、ヨーロッパロケの楽しい思い出などを振り返りながらつつがなく進んでいた舞台挨拶だが、突然ウエンツが「今回は3Dの『のだめ』をやるということで、みなさん、イスの下にメガネがあると思うのですが……」と話し始めると、玉木から「違うよ」と突っ込みが。実は、ウエンツは、試写会の直前に行われたファンイベントでもこのネタを披露しており、司会の軽部真一アナウンサーから「かなり気に入っているネタのようですね」と突っ込まれていた。
映画については、「前編はキリっとした爽やかな白ワインみたいで、後編はコッテリとしたボルドーの赤ワインのような仕上がりになっています」と武内英樹総監督。玉木も「しっとりと重く伝わっていくのが後編の魅力。最後まで目を離さずにご堪能ください」とコメント。上野は「1人ひとりが魅力的に輝いている作品。最後に(竹中扮する)ミルヒーがすごくいい言葉を言うので、それを胸に抱いて頑張っていきたい」と語っていた。
『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』は4月17日より全国東宝系にて公開される。
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