10月22日に開幕した第24回東京国際映画祭。そのオープニングを飾るグリーンカーペット・イベントが同日午後1時半より六本木ヒルズとけやき坂で開催され、5000人もの一般客が見守るなか、今年も数多くのスターが登場した。
・[動画]第24回東京国際映画祭グリーンカーペット・ダイジェスト
・グリーンカーペット・イベント、その他の写真
今回の映画祭でオープニング上映を飾ったのは、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』と『1911』の2つの特別招待作品。
グリーンカーペットには『1911』の総監督と主演をつとめるジャッキー・チェンがトップで登場。日本語吹き替え版で声優をつとめる江角マキコと中川翔子と一緒にカーペットを歩いたジャッキーは「来日して一番嬉しかったことは日本のみなさんの笑顔を見たことです」と語っていた。
一方、イベントのトリを飾ったのは『三銃士』チーム。ミラ・ジョヴォヴィッチと、夫で本作の監督でもあるポール・W・S・アンダーソンらが登場した。3.11の震災以降、『トランスフォーマー』で監督・キャストが大阪を訪れてはいるが、東京にやって来た大物ハリウッドスターは、彼らが初めて。
大勢のファンを前にミラは「日本は文化も国も大好き。3.11があった後に、こうやって来日できたことをとても嬉しく思っています」とコメント。『バイオハザードIV アフターライフ』のキャンペーンで昨年来日したときに、「日本には14歳の頃から何度も来ていて、20年来の友だちも大勢います」と日本好きをアピールしていたが、その思いは今も変わらないようだ。
この日は『麒麟の翼〜劇場版・新参者』の黒木メイサと中井貴一、『キツツキと雨』の役所広司と小栗旬、『アントキノイノチ』の榮倉奈々と岡田将生ら、今をときめく日本映画のスターたちも大勢訪れた。
なかでも注目を浴びていたのが芦田愛菜。昨年は『怪盗グルーの月泥棒 3D』の日本語吹き替え版声優という立場で参加していたが、今年も『マジック・ツリーハウス』の日本語吹き替え版声優で参加。2年連続でグリーンカーペットを歩いた芦田にはファンや報道陣からも「カワイイ!」という声が寄せられていた。
ほかにも『ベルリン・天使の詩』などで知られるヴィム・ヴェンダース監督が妻を伴って登場。茶目っ気たっぷりの素顔を見せてくれたり、アジアの女優たちがシースルーやミニ、深いスリット入りといったセクシーなドレス姿で会場を魅了していた。
第24回東京国際映画祭は10月30日まで開催中だ。
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