12月7日に開幕し14日に閉幕した第8回ドバイ国際映画祭。現地時間14日の16時からジュメイラ サビール サライホテルで授賞式が行われ、『キツツキと雨』が日本映画初となる3冠に輝いた。
『キツツキと雨』は同映画祭のアジアアフリカ部門に出品されており、最優秀男優賞(役所広司)、脚本賞(沖田修一監督・守屋文雄)、編集賞(佐藤崇)を受賞。
役所は「映画祭の公式上映で、会場からたくさんの笑い声が聞こえていたと報告を受けていました。こんな素晴らしい賞をいただき、感謝します」というコメントを寄せた。
また沖田監督も「とても光栄です。役所さんの最優秀男優賞は、もう、自分のことのように嬉しいです。思わずガッツポーズしてしまいました」とコメント。脚本賞、編集賞受賞についても「(みんなと)たくさんの時間を費やし一緒に頑張ったので、本当に報われる思いです」と喜んだ。
『キツツキと雨』は、小さな山村を舞台に、そこでゾンビ映画の撮影をすることになった気弱な新人監督(小栗旬)と無骨な木こり(役所広司)との出会いから巻き起こる騒動をユーモラスに描いた作品。役所がゾンビ姿を披露しているのも話題の1つだ。
ドバイ映画祭では12月8日と11日に公式上映が行われたのだが、なんと15歳未満は鑑賞不可の「R15+」の規制がつけられてしまった。小栗と役所が露天風呂に入り絆を深めていくという日本ではどうということのないシーンなのだが、戒律の厳しいイスラム圏ゆえの規制だ。だが作品自体は好評で、観客たちが爆笑する場面もあったという。
『キツツキと雨』は2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほかにて全国公開される。
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