10月22日〜10月30日に開催される第24回東京国際映画祭。それに先駆け、9月21日に記者会見が行われ、同映画祭のチェアマン・依田巽、『キツツキと雨』の役所広司と沖田修一監督らが登壇した。
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『キツツキと雨』は、コンペティション部門に出品される唯一の日本映画。60歳の木こりとゾンビ映画を撮影する新人監督との出会いが巻き起こす騒動を温かな視点で描いており、木こり役を役所が、新人監督を小栗旬が演じている。
沖田監督は「コンペに選ばれたということで、とても興奮しております。出来上がったばかりの作品なので、こういった機会でみなさまにご覧いただけることは本当に嬉しく思います」と喜びを語った。
また役所は「初めて会ったときの沖田監督は、学生のような監督さんだと思いました。ただ、現場では、役者に『頑張って、みんなで作り上げよう』という気分にさせる魔力を持った監督さん。小栗君の役は、まさに沖田監督だなぁと思いました」と話していた。
この日は、その小栗からのメッセージも届き、そこにはコンペ出品の喜びと「僕が演じた(新人監督の)幸一の役作りは沖田監督がモデルです。沖田LOVE」というメッセージが綴られていた。
また、映画祭の応援団として、佐藤永典、竹内寿、牧田哲也の若手俳優3人によるTIFF BOYSが結成され、牧田は「今年はいつも以上に若い人に来てほしい」とアピールしていた
『キツツキと雨』は2012年2月に公開される予定だ。
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