リヴァー・フェニックス幻の遺作『ダーク・ブラッド』のポスタービジュアル解禁!
23歳という若さでこの世を去ってから、その類い稀なるスター性と演技力で今なお世界中を魅了し続けているリヴァー・フェニックス。そんな彼の幻の遺作となった『ダーク・ブラッド』が、世界に先駆け今年のゴールデンウィークに日本公開されることが決まり、あわせて日本版ポスタービジュアルも解禁された。
・突然の死から20年、リヴァー・フェニックスの遺作がついに日本公開!
人気絶頂の最中にいたリヴァーが、薬物中毒によりハリウッドの路上で倒れたのは1993年10月31日のこと。時代を象徴する青春スターの早すぎる死は、キアヌ・リーヴス、ジョニー・デップ、イーサン・ホークといった俳優仲間から各国のファンまで、大勢の人々に悲しみと衝撃を与えた。
この悲劇により、撮影途中だった本作は、主役不在での完成は不可能とされ、長い間お蔵入りとなっていた。だが、止まっていた時間が再び動き出す時がやってくる。2007年末に大病を患い、余命わずかと宣告されたジョルジュ・シュルイツァー監督が、キャリア最後の作品として本作の撮影再開を決意。自らが大事に保管していたフィルムの権利問題や未撮影シーンの再現など、さまざまな壁を乗り越え、ついに2012年に完成にこぎ着けたのだ。そしてリヴァー没後20周年を迎えた2013年、ベルリン国際映画祭ほか世界各地の映画祭で上映されて喝采を浴び、改めてリヴァーの存在感を現代の観客に印象づけることになった。
解禁となったポスターには「ハリウッドの夫婦が砂漠で出会った、美しくミステリアスな青年。世界の終わりを待ちわびる彼は、天使かそれとも悪魔か──。」という物語が綴られている。リヴァーが演じるのは、このミステリアスな青年で、ハリウッドの夫婦役には、『未来世紀ブラジル』のジョナサン・プライスと、ウディ・アレン監督作品の常連ジュディ・デイヴィスが扮する。
なお、ポスタービジュアルの右下にある、「Welcome back RIO!」のマークは、20年越しにスクリーンに帰ってきたリヴァー・フェニックスをみんなでお迎えしようというマーク。「RIO」(リオ:スペイン語で川の意)は、リヴァーが家族やファンから呼ばれていた愛称だそうだ。
『ダーク・ブラッド』はGWより東京・ユーロスペースほかにて全国公開となる。
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