ベルトルッチ監督の最高傑作『暗殺の森』が1週間限定公開!
ベルナルド・ベルトルッチ監督の最高傑作のひとつ『暗殺の森』のデジタルリマスター版が、10月31日より新宿武蔵野館にて1週間限定でレイトショー公開されることがわかった。
『ラストタンゴ・イン・パリ』(72年)や『1900年』(76年)など世間を挑発する作品を発表し、『ラストエンペラー』(87年)で世界的な成功をおさめたイタリアの巨匠ベルトルッチ監督。彼の日本デビュー作で、公開から40年以上経た現在も“最高傑作”の呼び声が高い作品が『暗殺の森』だ。
同作は、イタリア文学の巨人アルベルト・モラヴィアの「孤独な青年」をもとにつくられた作品。第二次世界大戦前夜のヨーロッパを舞台に、幼少期の性的トラウマを抱える青年がファシストの暗殺者へと変貌を遂げるさまをクールな映像美で描き出す。
孤独な青年マルチェロを演じたのはジャン=ルイ・トランティニャン(『愛、アムール』)。彼が暗殺を狙うようになるルカ・クアドリ教授の若き夫人アンナに、今年デジタルリマスター版が再公開された『やさしい女』で鮮烈なデビューをし、本作の出演がきっかけで大ブレイクしたドミニク・サンダ(『1900年』)が扮している。
彼ら2人の魅力にも注目だ。
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