ハリウッド3D大作「忠臣蔵」で柴咲コウがキアヌ・リーヴスと共演!
「忠臣蔵」をモチーフにしたハリウッド大作『47RONIN』の製作発表記者会見が2月28日にロンドンで行われ、キアヌ・リーヴス、真田広之、柴咲コウ、浅野忠信、菊地凛子、カール・リンシュ監督が登場した。
製作費2億ドル(約162億円/1ドル81円計算)と言われる3Dファンタジーアドベンチャーで、3月よりハンガリー、ロンドン、日本で撮影される。
日英混血の主人公を演じるリーヴスは「こんな作品に主演できることは非常に光栄。愛や名誉など、求めても手に入らないもの、人生においての悩みなどが描かれ、スペクタクルな映像と共に楽しめるファンタジーで、日本人キャストとの共演も楽しみです」とアピール。
大石内蔵助を演じる真田は「日本人の誰もが知っている題材がハリウッド超大作として、どのように世界の人々に届いていくのか、とても期待している。(監督の)カールはものすごい映像センスをもっている。誰も見たことのない、歴史を刻むすごい作品になるのではないかと思っています」と期待を語った。
一方、本作でハリウッドデビューする柴咲は、リンシュ監督から「オードリー・ヘプバーンのようなスターの輝きを持っている」と絶賛されていた。
「(姓が)浅野ですが、今回は浅野家の敵である吉良上野介を演じます。浅野家の先祖が“やれ”と言ったような気がします(笑)」と話したのは浅野。「子どもの頃にワクワクして見た『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のユニバーサルの作品に出られて本当に嬉しい」と出演の喜びを口にしていた。
また菊地は「私の役は特殊で、今まで演じたことがないような役で楽しみ」とコメント。リンシュ監督は「日本で誰もが知っている物語だからこそ、西洋から見た視点で新しいものが引き出せると感じている。『忠臣蔵』はモチーフで、(映画は)まったくのオリジナルストーリーになる。3Dも重要で、今まで誰も見たことのない3Dファンタジーになるはず」と意気込みを語っている。
『47RONIN』は2012年冬に公開される予定。
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