誉田哲也の小説「姫川玲子シリーズ」をドラマに続き映画化した『ストロベリーナイト』。この作品の大ヒット御礼舞台挨拶が2月8日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、キャストの竹内結子と西島秀俊、佐藤祐市監督が登壇した。
本作は、竹内扮するノンキャリアから警視庁捜査一課の刑事にのし上がった主人公と、彼女の部下となった西島扮する菊田ら姫川班の刑事たちが連続殺人事件の捜査に乗り出すというストーリー。客席から竹内や西島が登場し、ハイタッチをしながらの登壇に、集まったファンは大興奮していた。
本作では“ストロベリー”の“いちご”にかけ、15という数字に関連してプロモーションを行ってきた。司会が「公開から15日目を迎える明日(9日)には、おそらく観客動員が100万人を超えますが」と感想を求めると、竹内は「100万人? チケット代に換算すると……」と切り出し笑いを誘い、「お金の話しですか」という司会の突っ込みには、「それだけの人がお金を出して来てくれた、もう感謝です」と応え、応援してくれたファンにお礼を述べていた。
続いて、事前にファンからインターネットを通じて寄せられた質問に答えるコーナーに。姫川の決めゼリフに絡め「『このヤマ、絶対とるわよ!』と気合いを入れたくなる場面はどんな場面?」という質問が寄せられると、竹内は「確かに、ここ一番っていうときに使う言葉かと思うんですけど」と話し期待をあおるも、口から飛び出したのは「昨日、味噌汁を作っていたんですけど、味噌の量を一発で決めたいとき」と、あまりにもささやかな場面で場内爆笑。登壇者からも突っ込みが入るが、竹内は「嬉しくないですか? 味噌汁の味噌の加減を一発で仕留めたら」と客席に同意を求めていた。
また、バレンタインデーに絡め「姫川はみんなにチョコをあげると思うか? 菊田はお返しをするか?」という質問も。すると竹内は、含み笑いを浮かべながら「しませんよね。西島さん」と意味深発言。実は竹内は昨年、姫川班全員にバレンタインチョコを渡したそうで、「そしたらですよ、津川雅彦さんくらいしか、お返しをくれなかった」と明かし、場内爆笑。
それに対し西島は「甘えですね、主任に対する。許してくれるだろうみたいな」とお詫びモード。今年ももらったことを明かすと、やにわに席を立って袖に入るや、花束を持って登場。「ストロベリーナイト、15ということで、15本の赤いバラを」と手渡しし、竹内は「わー、すごい。照れちゃう」と照れ笑いを浮かべていた。
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