2006年1月に連続ドラマとして始まり、2007年3月には劇場版『アンフェア the movie』が公開。興収27億円超の大ヒットとなった『アンフェア』シリーズ。その完結編となる映画『アンフェア the answer』のプレミアイベントが8月26日にららぽーと豊洲で行われ、キャストの篠原涼子、佐藤浩市、山田孝之、加藤雅也、寺島進、香川照之と、佐藤嗣麻子監督が登場した。
・『アンフェア the answer』のプレミアイベント、その他の写真
本作で篠原は初の本格的ベッドシーンに挑戦。「初めてということもあって、迷惑をかけるのもイヤだし、できないと思われるのも恥ずかしいので」(篠原)と佐藤監督相手にベッドシーンの練習をしたことを明かしていた。だが、「脱いでもらって、どんなアングルだといいかなという話をしました」と佐藤監督にバラされると、「そこまで言った方がいいですかね」と少々照れモードに。
その篠原の相手役を演じたのは佐藤。ベッドシーンについて「(初めての篠原が)ものすごく気を使ってくれた。僕は正直言ってラブシーンが大嫌い」と感想を漏らすも、香川の視線が気になるのか、「いや、ホントだよ、香川」と少々うろたえ気味。香川からは「僕、何も言ってない」と言われるも、その後、生涯で何回目くらいのベッドシーンかとのイジワルな質問が寄せられ、「200回くらいやってるんじゃないかな」とぶっきらぼうに答えていた。
一方、加藤は久しぶりに現場で会った篠原が「非常にエロくてセクシーになっていた」と、その変化に言及すると、篠原に「何があったの、この4年間に?」と質問。篠原から「何もないです」と返答されるも納得できないのか、佐藤監督に同意を求めた。これに監督は「すごいです」と同調。「すごいエロく撮りました。自信作です」と話していた。
本作の撮影は、北海道は紋別でも行われた。その感想を聞かれた山田は「素晴らしかった」とコメント。だが、どんなところがと突っ込まれると、答えを用意していなかったのか「寒い」とシンプルに答え、笑いを誘っていた。また、その紋別ロケに最後の1〜2日間お邪魔したという香川は「(現地に)行くと、紋別中のすべての店を浩市さんが制覇したという情報が上がってきた」と裏話を披露。
これに対し佐藤は「意外に僕はナイター(夜の撮影)がなかったので、疲れて帰ってくる人のために、お酒も食事もおいしいところを探しておかなければいけない」と、使命感から飲み歩いていたと釈明。だが、香川からは「とてもラブシーンで照れている人の行動ではない」と突っ込まれていた。
また、登場人物の誰がアンフェアだと思うかとの質問に、寺島の答えは雪平(篠原の役名)。「だってずるいもん。さっきも加藤雅也が言ってたけど、4年ぶりに戻ってきたら、ちょっとキレイになってエロくなっちゃって。焼肉屋のシーンでは三上(加藤)とラブシーンをやってるし、浩市さんともラブシーンをやってる。何で俺だけないんだろうなと思って。俺、毎日、歯を磨いているのにな。ラブシーン大好きなんですけどね」と篠原とのラブシーン実現に向け、猛烈アピールしていた。
『アンフェア the answer』は9月17日より全国東宝系にて公開となる。
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