昨年12月18日に全世界で公開がはじまり(日本公開は12月23日)、大ヒット中のジェームズ・キャメロン監督作『アバター』が、1月25日(アメリカ時間、日本時間26日)、全世界興行収入で18億5500万ドル以上を達成する見通しとなった。 これは、同じキャメロン監督作『タイタニック』(1997年)が持つ全世歴代興行記録(18億4290万ドル)を抜く数字で、歴代新記録となる。
『アバター』世界興収第1位記念/『アバター』の魅力を動画で堪能!
驚くのは達成までのスピード。『タイタニック』が1年半かけて生み出した興収を、『アバター』は公開後たった39日間で塗り替えたのだ。
次に超えたいのは、同じく『タイタニック』が記録を保持するアメリカ国内の興行成績1位の座。アメリカ国内で『アバター』は、すでに興収5億5200万ドルを突破している(1月26日現在) 。歴代1位の『タイタニック』(約6億ドル)を抜くのも時間の問題だろう。
さらに日本人としては、日本での興行成績にも期待したい。公開1か月で早くも日本興収70億円を突破(1月26日現在)。現在、5週連続1位をキープし、 興収100億円超えが見えてきた。洋画で過去最高の数字を残したのは『タイタニック』の262億円。ここ数年、洋画の低迷がささやかれてきたが、『アバター』の勢いはそうした空気を一掃する大チャンスだ。すでに、3Dの普及では、『アバター』が一役買ったといって過言ではないだろう。では、洋画低迷の打開の鍵は? それは、『アバター』がどこまで数字を伸ばすかにかかっている。
『アバター』は全国拡大公開中。
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